公開 2025/05/19(最終更新 2025/06/10)

データベースで企業のDXを支援

日本最大級の法人データベース「LBC(Linkage Business Code)」を基盤に、社名でもあるクラウドツール「ユーソナー」で企業のDXを支援するユーソナー株式会社。さまざまな顧客データをクレンジング(整備)・名寄せし、顧客と市場を可視化することで、企業のマーケティングや営業活動を強力にサポートしています。大手企業を中心に年間約1,000社にも達している導入企業は、顧客データの管理の手間や事務作業を大幅に減らし、その分の時間を顧客の対応などに使うことが可能です。

導入後の解約率が極めて低いのが特徴

クラウドツール「ユーソナー」の導入は部門単独ではなく全社導入が基本で、また年間2,000万にも及ぶ項目をメンテナンスしています。そのため解約率が非常に低いのが特徴のひとつ。また、オプション機能として自社に関心を持つ「脈アリ」企業を抽出してリストアップする経営戦略プラットフォーム「プランソナー」など効果的な営業支援ツールを提供しており、強力なビジネスモデルを武器に、安定した成長を続けています。

会社概要

ユーソナー株式会社

代表取締役会長 福富七海
代表取締役社長 長竹克仁
所在地/東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティ15階
Tel/03-5388-7000
従業員数/310名(正社員230名)
資本金/1億円
設立/1990年9月

【インタビュー】LBCを通して企業に安全な取引環境を提供し社会に貢献する 代表取締役社長 長竹 克仁さん

御社の強みを教えてください

日本最大級の法人データベースを通して、サービス導入企業に安心・安全な取引環境を提供しています。マーケティングや営業・経営をする上での意思決定がスムーズになるように、取引企業のデータを可視化し、情報を知ることでそれぞれの企業の可能性を増やし、労働生産性を上げるような支援を行っています。

国内拠点を網羅した法人データベースLBCは、9.3億件に及ぶ過去の変遷・略称・IP情報などを蓄積した日本最大級のマスターデータです。あらゆる企業・団体・事業所に拠点コードを付与しており、親子・本社・支店・支社の系列関係まで把握することができます。

このLBCを社会基盤にすることが会社のバリューでもあり、LBCを通して社会貢献ができると考えています。

どんな人材が活躍できますか?

行動指針として、挑戦(Try Challenge)・前向き(Think Positive)・正直(Talk Direct)・感謝(Thank You)の4Tを掲げています。この行動指針通り、自分の意見に固執せず、柔軟性のある人が入社してからも伸びていますね。

エンジニアとしての採用でも、プログラミングなどのスキルはある程度必要ですが、入ってからの努力でエンジニアとして活躍している先輩社員はたくさんいますよ。好奇心が強く、スキルを身に付けて成長しようという意欲が高いことが重要です。

大学生のうちは勉強を頑張ることももちろん大事ですが、社会に出ることを前提として、人とのコミュニケーションを積極的に取ることや、見聞を広めることにも意識して挑戦してほしいですね。アルバイトをしたり、旅行をしたりするのも一例でしょう。

多様な価値観にふれ、自分と違う価値観に出合ったときも頭から否定するのではなく、そういった価値観もあると受け入れることが、社会に出る大事な準備となると思います。

非競とは

行き過ぎた競争を抜け出し、共生を目指す

非競とは、「過当競争を避け、自社の得意領域に特化し、近接分野は他の強みのある会社に任せるべき」という考え方のことです。つまり、パートナー企業と互いの優れた部分を補い合うことで、両社ともに新たな創造を目指すという「共創」「協調」の考え方です。シェアを取り合う「競合」ではなく、共創していく戦略を掲げています。

ユーソナーで働く人たち

学んだことを生かせる仕事内容やフラットな社風が気に入っています

2022年度入社 川又 健太郎さん
データコントロール本部
クラウド開発チーム 上席技術者

なぜユーソナーを選ばれたのですか?

筑波大学で情報学群情報科学類に所属し、院では理工情報生命学術院システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム(博士前期課程)に進みました。

就職活動で重視したことは、その会社でしかできないことをやりたいということと、自分にはあまりかっちりした企業は合わないだろうと思っていたので、フラットな社風の企業が希望という2点です。

データベースを使ってやりたいことがあったので、それを叶えられる仕事内容や、役員の方とも気軽に話せる環境に満足しています。

エンジニアの仕事内容ややりがいを教えてください

SEとプログラマー両方の役割を担当しています。例えば、自社に興味関心を持つ企業を抽出できるプランソナーというサービスなどを開発していますが、開発にはPython(パイソン)やDjango(ジャンゴ)などを使うことが多いですね。

画像のOCR(画像内の文字をコンピューターが認識してテキストデータに変換する技術)やクロール、自然言語処理など、学問としても最先端のトレンドを扱っているので、勉強してきたことが生かせる環境です。

営業職からもひと言

2022年度入社 高杉 紀香さん

扱っているのが無形商材だからこそ、自由度が高く相手に寄り添った営業提案ができると感じています。就職活動の際には、面接の後に「高杉さんのこういう点が強みで、こういう面が伸びしろですね」とフィードバックをいただいたことに感激しました。

一緒に働く社員の人柄のよさや、ランチが毎日無料で食べられる福利厚生もとても気に入っています。

2026卒採用について

若いうちから大きな裁量が与えられるのが同社の特徴。2年目、3年目でも数百~数千万円の案件の提案が可能です。2025年度は25名の新入社員が入社しました。通年採用をしているため、少しでも興味や関心を持ったら気軽に相談を。

特別枠もご用意しているので、詳しくはお問い合わせください。

【Topic】社名「ユーソナー」にこめられた思いとは

ソナーとは、音波を使って物体を探知する装置のこと。水中や海中での魚群探知や、車両の障害物検知などに利用されています。ユーソナーは「u」と「Sonar」の2つを組み合わせた造語です。

BtoBでは、視界に事務所や工場はなく、外部から実態を見ることはできません。深海の潜水艦のように、膨大なデータの海の中から外部環境の変化とターゲット企業を探知できるソリューションを提供するという決意が社名にこめられています。

【オフィス】

社員が楽しく働けるように、また訪れた方の印象に残るようにと、さまざまなテイストの部屋が用意されたオフィスはとっても個性的! 固定席とフリー席でエリアが分かれています。

温泉宿風エリア

潜水艦ルーム

ガラスエリア

【福利厚生】

ランチ無料、アイス食べ放題、書籍代補助など、ユーソナーには働きやすさを重視した数々のユニークな福利厚生が用意されています。社員の要望から実現した制度もあるそう。代表的な2つをご紹介します。

【16タイプ】お互いのタイプを知ることでコミュニケーションが深まる

ユングの心理学的類型論をベースに開発された、興味関心の向きや情報の取り方、結論の導き方、外との接し方の4つの指標をもとに16タイプに分類する性格検査を行っています。専門家が5人ずつ測定を行い、お互いのタイプを知ることで相互理解がスムーズになったり、雑談のきっかけになったりとメリットが多いといいます。