公開 2025/05/19(最終更新 2025/05/19)

働くことを心から楽しむ「働楽社会」を実現する

リ・カレント株式会社は、企業の「人材育成」や「組織づくり」をサポートする会社です。業界・業種を問わず、さまざまな企業に対して、リーダーシップやチームワークの向上を目的とした研修やコンサルティングを行っています。「個の可能性をひろげ、組織の未来をひらくことにより、働くことを心から楽しむ『働楽社会』の実現に貢献する」ことをMISSIONに掲げ、若手社員や管理職向けのスキルアップ研修を実施。一人ひとりがより活躍できるように支援をし、組織の活性化を目指しています。

「人材組織開発プロデューサー」という仕事

「人材組織開発」とは、企業に所属する人材の育成や能力開発、制度の運用を通して、人や組織の発展に貢献する取り組みのことです。リ・カレント株式会社では、「人材組織開発プロデューサー」が、お客様(時には会社の経営者、時には会社の人事部など)の良き相談相手として、直面している悩みや課題を徹底的に聞きます。その上で、社内のマーケティングやコンテンツ開発の専門部隊と連携し、課題の解決策を定め、施策実行のサポートをします。人材組織開発プロデューサーは、企業の「ありたい姿」を描き、お客様に伴走して支援を行う職種です。

会社概要

リ・カレント株式会社

代表取締役 石橋 真
所在地/東京都新宿区新宿2-1-9 @WORK SHINJUKUGYOEN6階
従業員数/36名
資本金/1,000万円
設立/2007年12月

【インタビュー】一人ひとりが「働楽」を自ら実践する 代表取締役 石橋 真さん

筑波大学第二学群人間学類卒業後、1989年株式会社リクルート入社。HRD事業部門にてマネジャーとして全社MVP受賞。2000年株式会社e-Ci設立。07年リ・カレント株式会社設立。

「働楽社会」の原点は自分自身の失敗体験

「働楽社会」の実現を目指す背景には、私自身の失敗があります。私は筑波大卒業後、リクルートで11年間勤務し、2000年に1度目の起業をしました。しかし、私のワンマンなやり方が一因となり、7年目で社長を解任。

精神的に厳しい状況の中、生活のために2度目の起業をし、リ・カレントを設立しました。最初の1年は休みなく働き、楽しむ余裕などありませんでしたが、社員が増えるにつれ、チームで働く楽しさや仲間のありがたさを実感するようになりました。そんな回復体験から、「働くことが純粋に楽しいと思える会社ができたらどんなに良いだろう」と考えたのです。

ある調査(※)によると、日本「日々の仕事に喜びや楽しみを感じている」割合は138カ国中104位。健康寿命が続く限り働く人が増える人生100年時代、働くことが辛いのではなく、「お客様に喜ばれてうれしい」「成長できて楽しい」などと思える社会の方が生きやすいはずです。

※パーソルグループ第4回「はたらいて、笑おう。」グローバル調査

「歯車」ではなく、自分なりの個性を生かす仕事を

当社の強みは、企業の課題に合わせたオーダーメイド型の提案。提案が既成の商品力で通るのと、自分の知恵や工夫で通るのとでは、後者の方が大きく成長できます。

当社では、社員に求める能力として「ハイタッチ(リレーション能力)」「ハイテク(AIなどの活用力)」「ハイキャッチ(言語化能力)」の「3つのハイ」を掲げています。自分自身の市場価値を高め、顧客と深い関係性を築ける仕事を楽しんでほしいですね。

著書 『困難を乗りこえる強い自分のつくり方』(明日香出版社)

人材組織開発プロデューサーの業務の流れ

支援実績

● キリンホールディングス株式会社
● 三菱地所株式会社
● 株式会社日本旅行
● 明治安田生命保険相互会社
● クリナップ株式会社
● クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社

など(順不同)、大手企業を中心に累計500社以上

新卒2024年入社 先輩社員インタビュー

入社後の1年間で成長を実感できたことや仕事のやりがい、今後の目標などを聞きました!

塩澤さん 福島大学 人文社会学群 経済経営学類

大学時代に600人規模の学生団体で人材開発とリクルーティングを統括していた経験から、組織と個人に一歩踏み込む仕事に興味を持ちました。最初は少し抽象的なお客様のお悩みを具体的にするべく、現場で何が起きているのか仮説を立てていました。その中で課題を深掘りする思考力や原因を追究する力は確実に磨かれたと感じています。

特にやって良かったと実感できたのは、IT系企業の3年目社員に向けた研修です。中には転職を考えている方もいらっしゃる状況でしたが、仕事との向き合い方などをディスカッションするうち、「まだこの会社でできることがある」と、表情を明るくされて帰っていかれました。

今後もお客様のことを本気で考え、自分のファンになっていただけるような仕事をしていきたいと思います。

山本さん 東京学芸大学 教育学部 教育支援課程 教育支援専攻 多文化共生教育コース

子どもの頃お笑い芸人になりたかった私が人材組織開発の仕事に惹かれたのは、笑顔で生き生きとしている人を見ることに幸せを感じるからです。

印象深い仕事は、管理職向け研修。受講前は管理職を全うできるのか不安を抱えていた方々が、自分の可能性を信じられるようになっていく瞬間に立ち会うことができました。

また、幅広い業種のお客様や経験豊富な講師と関わることで、さまざまな価値観に触れ、視野を広げられるのもこの仕事の醍醐味です。最初は頼まれてから動くことしかできませんでしたが、お客様との関係性が深まってくると、先手を打って期待を超える価値発揮ができるようになってきました。

これだけ成長できたのは、1年目から裁量の大きい仕事を任せてもらえる環境のおかげです。

松室さん 広島大学 総合科学部 総合科学科

大学で所属していた学生団体で組織活性化を図る部署を立ち上げ、個人にアプローチすることで組織を改善できると実感しました。それを会社という単位で実現したいと考えたのが入社のきっかけです。

私は、「この施策が本当にお客様の悩みに合っているのか」を、先輩と壁打ちをしながら突き詰めていくプロセスに面白さを感じます。課題やその要因は企業ごとに異なり、その本質を見極めて最適な解決策を立案するのは非常に難しいからこそ、自分の提案で期待に応えられた時の喜びは大きいです。

私には「世界中に笑顔を増やす」という人生のビジョンがあるので、「松室さんのおかげで組織が変わりました」と言っていただけるようになり、プラスの影響を少しずつでも日本中、世界中に広げていきたいと思っています。

大島さん 京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学専攻 修士課程

一番の入社理由は「楽しそうだったから」。説明会で先輩方の談笑が聞こえてきた瞬間、直感的にここで働きたいと思いました。その直感は間違っていなかったと感じています。元々は一人で考え込むタイプでしたが、まずは聞いてみる、やってみるという姿勢が身に付き、行動量が格段に増えました。周りの人を巻き込んで一緒に仕事を進めていけるので、自分の世界も広がったと感じています。

私はお客様から「リ・カレントさん」ではなく、「リ・カレントの大島さん」と呼んでいただけるようになることが目標でした。最近では「大島さんで良かった」というお言葉をいただくこともあり、うれしく思います。

これからもっと多くのお客様と出会い、より深く関わって、思考の幅を広げていきたいです。

人事チームより

リ・カレントの採用は「相思相愛」

プロデュース事業部 エンプロイーハピネスプロデュース部 人事チーム
須藤 さくらさん(2012年一橋大学商学部卒)

当社では、採用活動における面接を「相思相愛面談」と呼んでいます。会社側が一方的に選ぶのではなく、相互理解を深めた上で、学生さん自身が「自分の経験がこの会社で生かせるかもしれない」「面白そう」などと感じるかどうかが重要であると考えているからです。

そのために、じっくり対話を重ね、本質的な価値観や考え方を引き出していくことを大切にしています。選考プロセスの中で「人材開発という手段を使って何をしたいのか」という思いの解像度が上がっていくので、入社後に困難なことがあっても、その目的に立ち返ることができるはずです。

求める人材像

当社が求めるのは、「自分の意思で決めることが好きな人」です。裁量が大きいオーダーメイド型の提案には、正解がありません。決まった商品を売るわけではなく、それぞれのお客様にとって最適な提案を考え、自ら決断しながら仕事を進めていく必要があります。そのため、自分自身で意思決定し、主体的に動ける人に向いています。

また、「ワイガヤ(ワイワイガヤガヤ)」と呼んでいる組織カルチャーがあり、チームで協力しながらシナジーを生み出すことを重視しているため、それを楽しめる人が多いです。

「働楽」の実践のため、会社の仕組みも全社員が声を上げて自分たちで作り上げているので、一緒により良く変えていける仲間をお待ちしています。

【キャリアパス】「マネジメント」か「エキスパート」の道へ

入社後、最初の2カ月間は導入研修を実施。まず商材や業務に必要なスキル・スタンスを学び、後半の1カ月はお客様の研修に同行するなど、実践的な内容に移行します。その後、配属されたチームでOJTを行い、約2年弱、実務を通して経験を積みます。将来的なキャリアパスは、大きく分けて以下の2つ。

マネジメント

チームリーダーとして4~5人のメンバーを率いながら、個人とチームの成果を両立させる役割を担います。

エキスパート

研修設計や教材作成、講師業務など、スペシャリストとして専門性を深めます。

【働き方】

出社⇔リモートのハイブリッド

週2日リモートOK。出社曜日は個人の裁量で決められる(入社2年目より可)。

5→4FUN

通常週5日勤務を週4日にできる(各種条件あり)。

シナジー複(副)業

仕事とシナジーを起こすような社外での活動を推奨。

部署・チーム懇親会費補助

四半期に2回まで会社からの補助あり。

【Topic】「働楽」を体現する取り組み例

● バリュコレ
素晴らしい取り組みやチームワークを発揮したことをお互いに称賛し合う場。

● Aじゃないか
役職や立場を超えて、事業や組織をより良くするためのアイデアを出し合い、形にする場。

● キャリアル面談
個性やWILLをベースにキャリアプランをじっくり考えるための面談。

● リ・カレッジ
社外で学んだ内容を基にした勉強会を随時開催し、社内に「知の共有」を促す。