千葉県野田市清水にある「子どもの居場所じいちゃんち」は今年4月にオープン。読書をしたり、宿題をしたりと小・中学生がゆったりできる空間です。

公開 2025/06/09(最終更新 2025/06/06)

ちいき新聞ライター

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民家で開催。読書や宿題ができる

4月1日にオープンした「子どもの居場所じいちゃんち」は、東武アーバンパークライン「清水公園駅」西口からすぐの民家で開催している小・中学生向けの居場所。

門の横の「ゆったりしよう!」と書かれたカエルのイラストのポスターが目印です。

子どもの居場所じいちゃんち カエルのポスターが目印
カエルのポスターが目印

室内は飲食スペースと読書スペースに分かれていて、本を読んだり宿題をしたりして過ごせます。

子どもの居場所じいちゃんち 読書スペース
読書スペース

本棚に並ぶたくさんの本とコミックは寄贈されたもの。

囲碁や将棋などでも遊べます。

「こども食堂腹ぺこ110番」も併設

代表の小菅(こすが)恒夫さん(68)は、定年退職後に子育てひろばのキッチンカーやフードバンクなどでボランティアをしながら、自宅で子どもの居場所を開く夢をあたためてきました。

長年近所付き合いのある前田タミ子さんと2人で運営しています。

子どもの居場所じいちゃんち (左から)前田さん、小菅さん
(左から)前田さん、小菅さん

「こども食堂腹ぺこ110番」も併設。

炊飯器のご飯で握るおにぎり、レトルトのカレーライス、カップ麺などの「小腹めしメニュー」が充実しています(アレルギー対応はなし)。

土曜日には、近くのパン工場から寄付された余剰パンを配る「フードパントリー」があります。

野田市こども食堂ネットワークの協賛で、緊急時の子どもに食料提供も(要申し込み)。

子どもの居場所じいちゃんち チラシ
チラシ

「子どもたちが静かに身を置け、おなかが減ったら小腹を満たせる居場所を提供したい」と小菅さん。

保護者も自由に見学できます。(取材・執筆/あやめ)

子どもの居場所 じいちゃんち
日時/毎週火・木・土曜日午後2時~午後6時
場所/千葉県野田市清水382-17
料金/いずれも無料

問い合わせ
メール/tun.kosuga@gmail.com 小菅
Instagram/@ji_chanchi