社会人になっても野球を続けたいという希望に応えて、いくつかのサポート企業を集めて一つの野球チームができました。

公開 2025/06/15(最終更新 2025/06/06)

優

「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!

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卒業後も野球を続けていける環境を

八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」
活動場所は習志野八千代ボールパーク

高校や大学で野球に打ち込んだ後、プロや企業チームに入れる選手はごくわずか。

「続けたいという情熱を持っている選手は多い。彼らに社会人としても、野球人としても成長していける環境を用意してあげたい」。

その思いから4年前に代表の佐藤秀樹さんが同志数人と立ち上げたのが「八千代Ageベースボールクラブ」です。

一企業でチームを維持するのは困難なのが現実。

そこでいくつかのスポンサー企業を集めて1つのチームを発足させました。

その企業に入社が決まればチームの一員として野球が続けられます。

現在23名が在籍し、選手たちは「野球と仕事との両立に多少の大変さはあっても、この環境は恵まれている」と感謝しながら、仕事が終わった後や休日に練習に励んでいます。

八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」
試合風景

地域にもっと知ってもらいたい

八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」

また地域への貢献も大切にしていることの一つ。

市内の祭りやイベントでの出店、設営の手伝いなどには積極的に関わり、新川の船遊びでは参加者を乗せ、こぎ手として活躍しました。

八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」

そしてこのチームの持ち味は自分を自由に表現できること。

一球入魂、若さあふれるアグレッシブなプレースタイルが魅力です。

「八千代にこんなチームがあることを知って市民に応援してもらえたら」と佐藤さん。

昨年は、第35回JABA一関市長旗争奪クラブ野球大会でチーム発足後、初めての優勝。

6月14日からは「クラブ選手権千葉県大会」が始まります。

八千代市から千葉県代表として、全国大会に出場することが目標です。

八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」
第35回JABA一関市長旗争奪クラブ野球大会(2024年)で優勝!

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