5月のある雨の日、雨雲を吹き飛ばすような元気な女子野球選手たちが学習室に集まりました。葛南フラワーズは、我孫子市・鎌ヶ谷市・浦安市の3市の少年野球チームに所属する女子選手で構成されています。

公開 2025/07/07(最終更新 2025/07/03)

ちいき新聞ライター

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キラキラ輝く瞳が集まっています

集まってくれた選手たち
集まってくれた選手たち

彼女たちは、普段は地元の少年野球チームで男子と一緒に練習をしていますが、年2回、5月と10月に行われる県大会では葛南フラワーズの選手としてプレー。

それぞれ約2カ月前からはチーム練習も行います。

野球を始めたきっかけは「きょうだいが野球をしていた」「友達に誘われて」という子が多数ですが、みんなプロ野球選手に憧れ、カワイイよりカッコイイが好き。

「集まっておしゃべりするのと、練習後のおいしいおやつが楽しみ」な女の子たちです。

「チームをまとめるのに苦労したことはないです」と、キャプテンの畑 笑佳(はた えみか)さん。

チームの雰囲気がとてもいいことが伝わってきます。

試合中の一こま
試合中の一こま

女子に特化したトレーニングで強化

女子の野球人口は年々増えていますが、体のつくりや成長の度合いが違う男子と同じメニューで練習しているのが現状です。

「女子に合ったトレーニング方法や道具など、まだまだプレーをすることに課題があります」と運営事務局の石田さん。

根本監督は、それらの課題を一つ一つ解決し女子に特化したトレーニング方法を取り入れ、できる事を褒めてプラス思考でプレーできるチームづくりを目指しています。

その結果、進学しても野球を続ける女の子が増えています。

阿部コーチも「5月の大会では惜敗してしまいましたが、選手一人一人の能力の伸びを目の当たりにし、次こそは行ける!」と期待しています。(取材・執筆/かと)

「私たち葛南フラワーズ!」(左奥2人は野球を続ける卒団生)
「私たち葛南フラワーズ!」(左奥2人は野球を続ける卒団生)

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