屋外・屋内どちらでも活動できる軽スポーツ「ペタンク」をご存じですか? 2018年からペタンクを楽しんでいる、四街道市にあるクラブを取材しました。

公開 2025/07/27(最終更新 2025/07/23)

ちいき新聞ライター

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ペタンクってどんなスポーツ?

フランスが発祥といわれるこの「ペタンク」は、1970年代に日本に伝わったといわれる、子どもから高齢者まで親しめるスポーツ。

小さな目標球(ビュット)に向かって順次ボールを転がし、より近づけることによって得点を競います。

シンプルなルールですが、最後の一投まで勝敗が分からないという変化に富んだ一面も有しています。

専用コート、グラウンド、公園、空き地などでプレーが可能です。

スポーツがもたらす地域の交流

四街道市桜ヶ丘長寿会ペタンククラブは、地元の桜ヶ丘会館ホールで2018(平成30)年4月から活動しています。

軽スポーツ「ペタンク」を楽しむ これから投げるボールを手に!(後列左から2番目が井上部長)
これから投げるボールを手に!(後列左から2番目が井上部長)

2チームに分かれ、1人ずつサークル(ゴム製の輪)の中に立ち、直径約70mm、重さ約400g のボールを目標球に向かって投げていきます。

軽スポーツ「ペタンク」を楽しむ 投球後のポーズ
投球後のポーズ

両チームのボールが投げ終ると、1メーヌ(1セット)が終了。

軽スポーツ「ペタンク」を楽しむ 投球後のボールの様子(赤組対青組)
投球後のボールの様子(赤組対青組)

メンバー立ち合いの下で得点の計算をします。

この時、どちらのボールがより目標球に近いかを判定し合う会話が弾み、とても楽しげな姿が印象的。

部長の井上武昭さんは「現在所属メンバーは70歳以上の男性10人と女性2人。毎週木曜日午後1時から練習しています。会場は季節や天候に左右されずに快適に活動ができます。スポーツの楽しさはもとよりメンバー同士の交流の場として、温かな人間関係が築かれていくのも良いですね」と語ります。

どう投げるかを思案する真剣な表情がすてきなメンバーの皆さんでした。

興味をお持ちの方は、木曜日の活動に訪れてみてはいかが。

(取材・執筆/EKO)

問い合わせ
電話番号/043-422-5166 井上