心を解き放つように歌い上げるゴスペル、憧れるけど難しそう、と思う人も多いのでは。

印西市でパワフルに活動するゴスペルクワイアを取材しました。

公開 2025/08/02(最終更新 2025/07/25)

まりか

まりか

ネコと旅、お酒を愛する50代。特技は迷子になることなのに、よく道を聞かれます。両親、伯父夫婦の介護に翻弄されつつ、かわいい、おいしい、のんびりを求めてさまよう日々をinstagramに綴っています。本業は社会福祉士。★Instagram★@neko_marika

記事一覧へ

心で感じる「黒人霊歌」ゴスペル

「失敗しても大丈夫! 心で感じるままに歌って」とギルさん
「失敗しても大丈夫! 心で感じるままに歌って」とギルさん

日曜の午後、コスモスパレット パレットⅡ。

ディレクターのギルバート・エスピネリ(以下、ギル)さんの指導のもと、歌声にいっそう熱が入ります。

「not譜面、Feel!(譜面を見るより心で感じて!)」ギルさんは、カリフォルニア大学サンディエゴ校を卒業後、文部省(当時)の外国語青年招致事業(JET)の外国語指導助手として来日。

その後、作詞家の故・中山大三郎に師事、大手企業の英語講師、NHKテレビ講師を経て、2003年に東京都内でゴスペルグループ「Divine Trinity Gospel Family(ディヴァイン トリニティ ゴスペル ファミリー)」を設立。

スペイン・イタリア系アメリカ人で、カトリック教徒のギルさんが、「黒人霊歌」ゴスペルを本格的に始めたのは、大学在学中のこと。

3千人規模のクワイア(聖歌隊)で頭角を表し、いまも日米でプロシンガーとして活躍しています。

歌うたびにパワーと情熱をもらう

21年から印西市に住むギルさん。

「印西の人たちは、とてもフレンドリーで純粋。愛する印西をもっと刺激したくて」と、24年に市内で活動開始。

6人でスタート、現在は16人に。都内のグループと合わせて54人を数えます。

映画「天使にラブソングを」などに憧れ、ゴスペルを始める人が多いとか。

「歌うたびにパワーをもらう」「ギルさんから受け取るパッション(情熱)をだれかに届けたくなる」と、メンバーは口をそろえます。

モットーはパワー、パッション、インパクト! 共感が笑顔を呼びます
モットーはパワー、パッション、インパクト! 共感が笑顔を呼びます

印西をよくするチャリティー開催

9月20日(土)にチャリティーコンサートを開催。

心を解き放ち、魂が震える感動を体験しませんか。

収益は、地元で活動する「フードバンクISS」に寄付されます。

地元のホールで本格ゴスペルを堪能して
地元のホールで本格ゴスペルを堪能して

日時/9月20日(土)
   午後1時 開場 午後1時30分 開演
場所/印西市文化ホール
住所/千葉県印西市大森2535
チケット/一般(中学生以上)2,000円
     小学生1,000円、未就学児無料

申し込み・問い合わせ(LINE)/https://line.me/R/app/2006889135-aL3l9w36?uLand=t6BU30