かずさ4市(木更津、君津、富津、袖ケ浦)と近隣市の小中高生で構成されるかずさジュニアオーケストラ。8月24日(日)開催の定期演奏会に向け、熱が入る合奏練習を取材しました。

公開 2025/08/08(最終更新 2025/08/01)

花

48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/

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独自の取り組みで音楽活動を支える

KJO設立にも携わった徳尾団長(左)と君津市出身の野口音楽監督
KJO設立にも携わった徳尾団長(左)と君津市出身の野口音楽監督

かずさジュニアオーケストラ(KJO)は、地域への音楽文化普及を目指し1998(平成10)年に設立されました。かずさ4市の他、千葉、市原、鴨川などからも集まり、現在70人が在籍しています。

「未経験者でも取り組んでいけるよう、初心者向けプレ教室と楽典を教えるクラスを作りました。また各楽器に専門の指導者を配置しています」と徳尾和彦団長。

独自の取り組みで子どもたちを支えているようです。

大切なものに対峙する姿を見守って

KJO全てのパートで行う合奏練習を取材しました。

この日は年に1度の定期演奏会に向け「美しく青きドナウに」などの楽曲を練習。

指揮をとる野口芳久音楽監督はリズムを言葉に置き換えて、分かりやすく指導しています。

厚みのある豊かな演奏は圧巻。その場の全員が真剣に音楽に向き合っていました。

パーカッション担当、高校2年生の秋山碧さんは小学6年の時にKJOのコンサートを鑑賞して入団。

パーカッション担当の秋山碧さん
パーカッション担当の秋山碧さん

学校でも軽音楽部で活動し「一生音楽は続けたいです」と笑顔で答えてくれました。

野口監督は「子ども時代に良質な音楽に触れ、仲間と共に活動した経験は人生の糧になります。

定期演奏会では子どもたちが一生懸命、大切なものに対峙している姿を見守って欲しいですね」と語りました。

さまざまなパートの音が重なり、響き合います
さまざまなパートの音が重なり、響き合います

かずさジュニアオーケストラ
日時/8月24日(日)午後2時開演(午後1時30分開場)
場所/君津市民文化ホール、大ホール
住所/千葉県君津市三直622
料金/大学生以上:1,000円
   小中高生:500円

問い合わせ
メール/kazusajrorchestra@gmail.com
かずさジュニアオーケストラ