澄んだ黒い瞳が印象的な19歳のファティマさん。若者に人気のスパイシーな炊き込みごはん「ビリヤニ」で有名なパキスタン出身です。

公開 2025/09/05(最終更新 2025/09/01)

ちいき新聞ライター

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自分を変えたい 両親の言葉を糧に

「日本で働くお父さんと暮らしたい」と6歳で来日。

驚いたことは「街中に着物姿やちょんまげ姿の人がいない」ということ。

「テレビと違う!」と衝撃を受けたそうです。

小学生の頃は人の目を気にする性格だった、と当時を振り返ります。

パキスタン出身大学生
ファティマさん講演中

中学時代は、自分を押し殺して日々をやり過ごしていましたが、高校生になると「自分を変えたい」という強い思いが芽生えました。

「自分は何のために生きているのか」そう自問するうちに、これまで小言のように感じていた両親の言葉には愛情を感じるようになりました。

その時は分からなくても、いつか理解できる時が来る―今では、両親の言葉はすべて自分の糧になると感じているそうです。

困難の中に成長の種を見つけて

パキスタン出身大学生
人生のヒントを届ける大学生、ファティマさん

今、大学生になったファティマさんが、最も大切にしている言葉は「Indeed,with hardship comesease.=困難と救いは必ずセットで現れる。困難な時にもその中には必ず自分を成長させる種がある」という意味です。

自分の性格や人間関係に悩んだ日々があったからこそ「人生を楽しみ、人と心地よく関わる極意」にたどり着きました。

その学びは彼女自身を優しく包み込み、お話会で出会う人の心にも、そっと温かな灯をともしています。

みずみずしい感性を味わいに、あなたもお話会に参加してみませんか。

(取材・執筆/ムーヴ)

日時/9月7日(日) 午後3時~午後4時
場所/cafe fikasumysa
住所/千葉県習志野市香澄5‐2‐6-1
料金/500円(1ドリンクオーダー制)
定員/10人

問い合わせ
メール/mapnarashino@gmail.com