7月17日、鎌ケ谷市東部学習センターで市内在住の旅行作家・秋山秀一さんによる講演が行われました。
公開 2025/09/17(最終更新 2025/09/10)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
記事一覧へ小公園、森、神社…街中が自分の庭

ちいき新聞連載「旅の記憶」でもおなじみ秋山秀一さん。
今回は地元鎌ケ谷と、3月に訪れた最新のパリ事情について、自身が撮影した画像を交えて語りました。

前半はよく歩く鎌ケ谷市内の散歩コースを紹介。
「鎌ケ谷市全体が自分の庭だと思っている」と話す秋山さんは、「庭も街も見られると、より美しくなる。どんどん歩きましょう」と持論を展開しました。

ユニオン通りを過ぎ、保全林、消防署、右京塚神社を通って自宅へ。
約1時間の行程をたどり、「鎌ケ谷に住んで49年。知名度はいま一つですが良い街ですよ」と鎌ケ谷愛で前半を締めくくりました。


目に映る美しい対象に感謝して歩く

後半は34回目となるパリの街巡り。
パリは中心部から市境までが約4kmで、街歩きには程よい距離です。
スライドには有名スポットが次々と登場。
「対象を見ながら後ずさりすると、だんだん上の方が視界に入ってきて風景が変わる。変化を見るのが面白いんです。昼と夜の変化もね」と観賞のこつを紹介しました。

講座では楽しく生きる秘訣もアドバイス。
「自分のやりたいことをやれば、心に余裕ができて周りに優しくなれる。すると自然と人が寄ってきますよ」と、参加者の背中を押すような言葉を投げ掛けていました。
パリ街歩きスナップ
3月4日・5日の2日間、地下鉄も利用してパリを歩き回りました。ほんの一部をご紹介。





秋山秀一さんの海外街歩きエッセー「旅の記憶」「チイコミ!」で連載中
https://chiicomi.com/press/pickup/trip/