昨年、リチウムイオン電池が不適正に排出されたことが原因で、茨城県のごみ処理施設で大規模な火災が発生しました。船橋市でも同様の事故が起こっています。
※記事内の分別ルールは船橋市のものです。他市ではその自治体のルールに従ってください。
公開 2025/09/13(最終更新 2025/09/12)

目次
小型充電式電池は「不燃ごみ」
船橋市では昨年11月、不燃ごみである「加熱式たばこ」が可燃ごみとして出されたことで、収集車が発火する事故がありました。
近年、加熱式たばこやモバイルバッテリーといった小型充電式電池の発火による火災が多発しており、収集車だけでなく作業員や周辺住民の人命や生活に関わる重大な事故につながる恐れがあることが心配されています。


船橋市では昨年から、この小型充電式電池の分別収集を開始。
透明な袋(指定袋不要)に「充電式電池」と貼り紙を貼れば、不燃ごみとして出すことができます。
出し方に注意が必要な物も
分別が正しくても、出し方によっては思わぬ事故を引き起こす物も。
市内でも、ペンキや油など液体のままで可燃ごみとして出されたごみが飛散する事故が発生し、注意を呼び掛けています。

液体は液状のままではなく、紙や布に染み込ませるか、凝固剤で固めてから可燃ごみに出しましょう(容器は素材によって分別方法が異なります)。
シュレッダーごみやマイクロビーズも、飛散防止のため袋に入れてから指定のごみ袋に入れ、可燃ごみとして出してください。
市職員が選ぶ「分別について問い合わせが多い品目」ランキング
1位 保冷剤(ゲル状)

⇒可燃ごみ
飛散防止処理が必要。中身を下水道に流さないように
2位 未使用の使い捨てカイロ
⇒可燃ごみ
開封して一度発熱させ、完全に冷えたら捨てる
3位 スプレー缶

⇒資源ごみ
必ず中身を使い切り、穴は開けない
※塗料のスプレー缶は「不燃ごみ」
番外・分別間違いあるある
使い捨てライター
⇒可燃ごみ
ガスを必ず使い切ってから、水に浸して、発火しないようにして出すこと
バスタオル、カーペット
⇒50cm以内に裁断して可燃ごみ
⇒裁断できない場合は粗大ごみ
※毛布と似ているため、リサイクルできるごみ(資源ごみ/有価物)と間違えられることがある
フライパン

⇒資源ごみ(金属)
不燃ごみと間違えられることがある
ごみ分別アプリ「 さんあ~る」
スマホ・タブレットから手軽にごみの分別や収集日などを確認できるアプリ「さんあ~る」が配信されています。
ごみ出し日や分別の一覧を確認できる他、収集日のアラーム機能や分別方法を学ぶクイズもあり、英語や中国語にも対応しています。
アプリ設定時には、「千葉県船橋市」から、居住している地区を選んでください。
iPhone用/https://x.gd/BdVwJ
Android用/https://x.gd/F5v6c
参考/船橋市発行ごみの出し方パンフレット(令和7年度版)
※こちらからダウンロードできます/https://www.city.funabashi.lg.jp/kurashi/gomi/005/p029559.html