世界各国のコーヒーを味わえる「千葉市国際コーヒーの日」が10月1日に開催。コーヒー豆の生産者に対するフェアトレードについても学べる場になっています。

公開 2025/09/15(最終更新 2025/09/10)

ねんじ

ねんじ

3人の男子の育児に奮闘中の母ちゃんライター。趣味は、寝ること、食べること、時々キャンプ。身近な地域でキラリと輝く人や物に目を向け、読んだ人が元気になれるような記事を書くことが目標です。

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コーヒーから学ぶフェアトレード

10月1日は、国際コーヒー機関が定めた「国際コーヒーの日」。

千葉市ではこの日に合わせ、コーヒーを味わいながらフェアトレードについて学べるイベントを昨年から開催しています。

千葉市国際コーヒーの日 世界各国のコーヒーを販売
世界各国のコーヒーを販売

コーヒーは私たちの日常を豊かにしてくれる身近な飲み物ですが、その背景には生産地の環境や労働条件といった世界的な課題があります。

特にコーヒーは発展途上国で多く生産されており、生産者の生活改善と自立を目的とする「公平な貿易」の仕組み(=フェアトレード)が重要な役割を果たします。

千葉市全体でフェアトレードを推進

千葉市では現在、フェアトレードタウンの認定を目指し、市民団体や企業、行政が協力してフェアトレード意識を高める活動を展開しています。

フェアトレードタウンとは、市民・小売店・企業・学校・行政などが一体となってフェアトレードの理念を支持し、運動の輪をまちぐるみで広げる都市のこと。

今回のイベントでも、市内でフェアトレード産品を販売する店舗の情報収集などを行い、活動の輪を広げます。

千葉市国際コーヒーの日 フェアトレードに関する展示も実施
フェアトレードに関する展示も実施

昨年は1000人以上が来場し、香り高い一杯を楽しみながらフェアトレードの魅力に触れました。

今年は会場を拡大し、コーヒーやコーヒーと一緒に楽しめる焼き菓子、フェアトレード雑貨などの販売に加え、フェアトレードの取り組みを紹介する展示も実施します。

10月1日は、コーヒーを取り巻く社会や環境に思いをはせながら、その奥深さを味わってみませんか。

日時/10月1日(水)午前11時~午後7時
場所/千葉市役所1階 イベントスペース・情報ステーション
住所/千葉県千葉市中央区千葉港1-1
主催/一般社団法人千葉市国際コーヒーの日推進協会
共催/千葉市

※問い合わせ
電話番号/043-245-5018
千葉市市民局市民自治推進部国際交流課