習志野市を拠点とする小学生のチーム「実花バレーボールクラブ」。2018年より「楽しく」をモットーに活動を行っています。今年は男子がスミセイVitalityカップ 第45回全日本バレーボール小学生大会で全国大会出場を果たしました。
公開 2025/09/22(最終更新 2025/09/16)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
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「みんなが楽しめるチーム」を目指して、髙橋史郎さんが中心となって設立したのが「実花バレーボールクラブ」。
現在小学生の男女41人が所属して活動しています。

「バレーボールを嫌いにさせないで一生続けてもらいたい」。
そう願う髙橋さんは指導者に「怒らないこと」を徹底。
子どもたちには「なぜそれが必要なのか」を問い、自分で「気付く」ことを促します。
こうして選手たちはやらされるのではなく「自分でやるバレー」を経験。
全国大会出場も自ら立てた目標に指導者を巻き込み、手にした栄冠でした。

育まれた自主性は合宿の際にも現われ、言われなくても布団をたたみ、掃除をしたのはこのチームだけだったそう。
日頃から萎縮せず、伸び伸びプレーできる選手たちが本番に強いのは大いにうなずけるところです。
子どもたちにとって大好きな居場所
もう一つチームが大切にしているのは「感謝」。
スパイクを決めるまでに多くの人の協力があること、また保護者の送迎など周囲の人への「感謝」を忘れないよう髙橋さんは伝え続けてきました。
そんなチームは選手にとって「毎日行きたい、大好きな居場所」。
中学生になっても、学校を休みがちな子もここには必ず来て髙橋さんの話に耳を傾けるのだそうです。


卒業文集につづられた卒団生の「髙橋さんとチームへの感謝の思い」に涙した髙橋さん。
勝った時よりうれしかったと話してくれました。
今回全国優勝は逃したけれど「楽しさ」では世界一。それが実花バレーボールクラブです。
問い合わせ先はこちら/https://mihanavbc.com/