船橋初の中学女子バレーボールクラブチームとして2024年3月に発足したFunabashi Fortuna(以下、船橋フォルトゥーナ)を取材しました。
公開 2025/10/01(最終更新 2025/09/22)

昨年発足で優勝13回の強豪チーム
6月に行われた船橋市中学総合体育大会で優勝を飾った船橋フォルトゥーナ。
発足のきっかけは同チームの代表で船橋市バレーボール協会会長の押野忠治(おしの ちゅうじ)さんが「千葉県選抜大会や全国大会に行くチームを作り、船橋のバレーをレベルアップさせたい」と思ったことでした。
当初のメンバーは船橋市在住の11人でしたが、市内大会優勝の実績を積むにつれ、部員数も増加。
「バレーで全国を目指したい」という子が船橋市およびその近郊から集まり、現在は2年生13人、1年生12人の計25人です。

同クラブの練習は、市内中学校などの体育館を夜間に借りて行う火曜、水曜、土日祝日のみ。
代表の押野さんは「他のチームより練習日数では劣っても、練習量では負けない」と話します。

監督は過去に高根中学校男子バレーボール部を関東大会出場に導いた鶴﨑智保(つるさき ちほ)さん(葛飾中学校教論)。
ヘッドコーチに浦辺真希さん(海神中学校教論)。
この2人を中心に計7人のスタッフが目の行き届いた指導をしています。


県大会ベスト8も涙。チーム再始動
7月26・27日の県大会(千葉県総合体育大会)では悔しくもベスト8。
キャプテンの上野結愛(うえの ゆあ)さん(三山中2年)は「同じ1、2年生のチーム相手に負けてすごく悔しかった。レシーブが安定せず本来の力が出せなかった。良い時も悪い時もコミュニケーションを取って、次こそは得意な速攻プレーで県大会、関東大会で優勝したい」と振り返り、新たな目標を掲げます。


リベンジを誓い再発進した船橋フォルトゥーナ。
今後の活躍が楽しみです。
(取材・執筆/さち)