1986年に、「非核三原則を遵守し、平和を脅かす核兵器の廃絶を目指して最大の努力を払う」と平和都市宣言を行った船橋市。
翌年からは平和事業として写真展や講演会などを開催しています。
公開 2025/09/29(最終更新 2025/09/29)

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東京生まれ。月の出ている日は必ず見つけて写真に撮りブログにアップする月大好き人間です。果物を食べながら、「この果物はどうやって生まれてきたのかな?」とすぐ考えるタイプ。ちなみにプロフィール写真は、以前記事作成のために撮影した栗の赤ちゃんです。
記事一覧へ広島に沖縄を加えた今年の派遣報告
1993年からは被爆地広島・長崎へ交互に学生の派遣を続けてきました。

戦後80年の今年は広島に加え、住民を巻き込む激しい地上戦を経験、戦後も本土復帰まで27年間も米国の統治下に置かれた沖縄県へも派遣しました。

10月5日の報告会では今年公募で選ばれた中学生10人が、広島、沖縄で学び考えたことを一人ずつ語ってくれます。
体験談を聞いて感動した小学生が中学生になって応募し、派遣された例もあるとのこと。
中学生たちの平和への思いが、きっと今年も多くの子どもや大人の心深くに届くことでしょう。
映画に写真展、初登場のVR体験も
「母と暮せば」は山田洋次が監督、吉永小百合、二宮和也が主演した映画。

長崎で被爆死した医学生の息子が、3年後に母の前に亡霊となって現れた話で、大切な人の命や生活が奪われた戦中・戦後の庶民の心の痛みや苦しい日々が丹念に描かれ、戦争の実相を見事に伝えてくれる名作です。
会場のホール前のホワイエでは、原爆被害や沖縄戦の様子を伝える写真も展示。
今年は、約5分の映像を組み込んだゴーグルで被爆時の広島を疑似体験できるコーナーもあります。
再び戦争を起こさないために、戦争を知らない世代が多様な角度から過去の戦争に学ぶことができる貴重な集いです。


日時/10月5日(日)午後1時開演(正午開場)
場所/船橋市民文化ホール
住所/千葉県船橋市本町2-2-5
定員/1,000人(当日先着順・予約不要)
入場料/無料
対象/どなたでも(未就学児入場可能、保育あり)
詳細ページ/https://www.city.funabashi.lg.jp/event/festival/p139242.html
問い合わせ
電話番号/047-436-2122
船橋市役所総務法制課