1721年に作られた県内最大級の麻賀多神社大神輿(みこし)と、各町内の山車(だし)と御神酒所(おみきしょ)、神輿(みこし)が、佐倉の秋を彩ります。そぞろ歩けば、気分はたちまち江戸の昔にタイムスリップ!

公開 2025/10/02(最終更新 2025/09/29)

まりか

まりか

ネコと旅、お酒を愛する50代。特技は迷子になることなのに、よく道を聞かれます。両親、伯父夫婦の介護に翻弄されつつ、かわいい、おいしい、のんびりを求めてさまよう日々をinstagramに綴っています。本業は社会福祉士。★Instagram★@neko_marika

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佐倉新町江戸まさりの華やかさ

夜の街におはやしとともに響く「えっさのこらさのえっさっさ」のかけ声。

毎年10月に行われる佐倉の秋祭りは、「麻賀多神社祭禮」を母体とする五穀豊穣(ほうじょう)に感謝するもの。

江戸中期にはすでに祭礼が行われており、現在は麻賀多神社の大神輿をはじめ、21の山車と御神酒所、神輿が佐倉の城下町エリアを練り歩きます。

神が降り立つ3日間 佐倉の秋祭り
白丁を着た氏子の鏑木青年会による大神輿の宮出しから祭りは始まります

明治初期に日本橋方面から買い付けた山車の華やかさは、「佐倉新町江戸まさり」と表現されたそうです。

人形は、頂上に神様が降りてくる目印となる依代(よりしろ)。

佐倉の山車人形は能や歌舞伎の演目の登場人物です。

神が降り立つ3日間 佐倉の秋祭り
「豪華な江戸の山車」江戸の文化を受け継ぎます
神が降り立つ3日間 佐倉の秋祭り

事前にホームページでチェックを。

新町通り周辺では、御神酒所と呼ばれる屋台をぐるぐる回転させる「はなぐるま」を見ることもできます。

スマホで山車や神輿の位置を確認

お祭りに欠かせない露店の他、京成佐倉駅からの上り一方通行道路にキッチンカーが出店予定。

今年は、全ての山車や神輿にGPSを搭載。

会場にある二次元コードを読み取ると、手元のスマートフォンで位置を確認できます。

神が降り立つ3日間 佐倉の秋祭り
幻想的なちょうちんの明かり

口伝で受け継がれてきたおはやしは、祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。

山車を先導する手古舞(てこまい)や扇子踊りなど、見どころいっぱいです。

伝統と技の供宴を五感で堪能して。

佐倉の秋祭り

日時/10月10日(金)・11日(土)・12日(日) 午後3時~午後10時
場所/新町通り城下町エリア

問い合わせ
佐倉の秋祭りホームページ/https://www.sakura-maturi.jp/

山車の位置確認はこちら/https://livemap.catv296-aws.com/sakuranoakimatsuri/index.html