10月18日(土)・19日(日)、成田山周辺が弦楽器の音色で満たされる2日間。1日目の夕方、成田山新勝寺大本堂前ステージで繰り広げられる津軽三味線の大合奏は圧巻です。

公開 2025/10/04(最終更新 2025/09/29)

ちいき新聞ライター

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

記事一覧へ

津軽三味線ずくめの1日目

成田山新勝寺は、音楽にゆかりのある寺です。

開祖である寛朝大僧正が雅楽に精通していたと伝えられており、また、ご本尊のお不動様が左手に持つ「索(なわ)」は楽器の「弦」のようにも見えるのだとか。

そこで毎年、成田商工会議所が企画・開催しているのが、弦楽器の祭りである成田弦まつりです。

10月18日(土)は津軽三味線演奏の日、19日(日)はさまざまな弦楽器演奏の日として、魅力あるステージが多数企画されています。

特に迫力あるのは、18日午後4時10分からの津軽三味線大演奏。

成田山新勝寺の大本堂前に約200人が並び、津軽三味線の大合奏を行う様子は圧巻です。

お不動様の弦にちなんだまつり 成田弦まつり
津軽三味線大演奏

「暮れゆく境内に響き渡る津軽三味線の音色をぜひお聴きいただきたい」と実行委員会も薦める大演奏会です。

大合奏の後には、津軽三味線世界大会の各級優勝者たちによる演奏会も開催されます。

お不動様の弦にちなんだまつり 成田弦まつり
各ステージの演奏

参道でのステージやパレードも

成田山へ続く参道では、2日間にわたり、さまざまな弦楽器のライブ演奏が行われます。

楽器演奏だけでなく、成田のをどりパレードや門前成田寄席(落語)なども開催。

お不動様の弦にちなんだまつり 成田弦まつり
踊り継がれる成田のをどりパレード

成田山の参道には多くの飲食店やお土産店があり、「芸術の秋、味覚の秋を楽しめる成田弦まつりへぜひお越しください!」と実行委員会スタッフは自信を持ってメッセージを送ってくれました。

(取材・執筆/倫)

能登半島復興祈願 成田山奉納
第31回 成田弦まつり

日時/10月18日(土) 午前10時~午後5時30分
   10月19日(日) 午前10時~午後5時
   ※雨天中止
場所/成田山新勝寺境内
住所/千葉県成田市成田1・表参道・西参道

問い合わせ
電話番号/0476-22-2101
成田弦まつり実行委員会事務局(成田商工会議所内)

※交通規制あり
※プログラムや雨天中止の情報は成田商工会議所HPへ

成田商工会議所ホームページ/https://naritacci.or.jp/?page_id=187081