秋の港の美しさをたたえて名付けられた「秋津」。今年も街を挙げて、まつりの準備が進んでいます。
公開 2025/10/14(最終更新 2025/10/06)

伝統と絆をつないでいく
1977(昭和52)年、沿岸部の埋立地に秋津は誕生しました。
住民らが手ずから伝統を築き、世代を超えて受け継がれる「ふるさと」の思い出を子どもたちに残したい…そんな取り組みが始まり、最大の催しとして「秋津まつり」がスタート。
第45回を数える今年のサブテーマは「みんなが輝くふるさと秋津」。
考案したのは、芝園キャンパスで学ぶ千葉工業大学学友会の学生たちです。
数年前から運営に携わっており、まつりの後は程なく同会が主催する環境美化活動に、今度はまつりの実行委員会メンバーが参加。
地域住民も参加するなど、世代間交流も進んでいます。

秋津っ子の笑顔 ふるさとづくり
実行委員長の山本健司さんによると、見どころは開会式に先立って行われる秋津小児童によるオープニングイベントです。

千葉県初のコミュニティースクール指定校として、地域に開かれた学校運営を進めてきた同校。
授業の一環として教職員らも参加するのは全国的にも珍しいそう。
日頃の活動を披露し、先陣を切って盛り上げます。

長年この秋津に暮らし、10年以上実行委員長を務める山本さんは「台風やコロナの影響で中止した年もありましたが、子どもたちにふるさとの思い出作りを、という一心でここまで続いてきました」と目を細めます。
地域がひとつに手をつなぐ秋津まつり、誘い合って出かけてみませんか。
秋津まつり
日時/10月18日(土) 午後2時~午後9時
10月19日(日) 午前9時~午後3時
※小雨決行
場所/秋津小学校グラウンド
住所/千葉県習志野市秋津3-1-1
問い合わせ
メール/akitsu.matsuri.chuo@gmail.com 秋津まつり中央実行委員会