卒業生の保護者ら有志による「絆の会」。学校づくりを通して地域と共に歩み、絆を深めてきた同会が休止を経て活動再開します。

公開 2025/10/27(最終更新 2025/10/20)

雪道

雪道

高知県出身、船橋市在住。元英語講師。ロック好き。読書好き。月村了衛、笹沢左保、有栖川有栖が好きです。残りの人生の目標は、ピアノとドイツ語をならうこと。好きな言葉は「ご縁」。

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先人たちの思いを承継していきたい

1947(昭和22)年創立、長い歴史を誇る習志野市立第二中学校(以下、二中)には、卒業生の保護者らによる後援会活動が受け継がれてきました。

10年ほど前には後援会を母体とする「絆の会」が発足。

教職員や地域住民も参加し、校内の環境整備や親睦会を通して交流を深めました。

コロナ流行下に活動休止を余儀なくされますが、地域と学校をつなぐ「立役者」を望む声は多く、今年度、有志が立ち上がり活動再開が実現。

PTA会長経験者の卯木良二(うき りょうじ)さんを中心に、イベント初開催と活動の発展に向けて、新たな一歩を踏み出しました。

ようこそ二中へ! 盛り上げよう「絆祭」
絆祭の収益は、学校や在校生への支援という形で還元していくとのこと(写真は今年8月の大久保商店街のお祭りで)

多世代が楽しめる笑顔あふれる日に

当日は、二中が一つの大きなエンターテインメント空間となり地域の皆さんを迎えます。

地元商店の出店をはじめ多種多彩なキッチンカーが勢ぞろいし、的当てなどのゲーム、フリーマーケットが展開。

子ども用防火衣を身に着けたら、消防車に乗って記念撮影を。

ダンスや大道芸、二中吹奏楽部による演奏などステージイベントもめじろ押しです。

辺りが闇に包まれる頃、武道場では落語家・柳家花ごめ(やなぎや かごめ)師匠が語る怪談が幕を開ける…。

卯木さんは「あいさつや声かけといった地域の関わり合いが希薄になっていると感じます。

絆祭が交流のきっかけになれば」と話します。

実行委員の田中玲子さんも「子どもたちが保護者や先生以外の地域の大人と話す機会の創出にもつなげたい」と共に思いを語ります。

ようこそ二中へ! 盛り上げよう「絆祭」
絆祭実行委員の皆さん。「学校や絆の会を応援してくれる人が地域に増えることを願っています」

同じ場所に集い、地域の絆と未来を育む時間。

あなたも参加し、豊かな時間を共有しませんか。

絆祭

日時/10月25日(土) 午前11時~午後8時 ※小雨決行・荒天中止
場所/第二中学校アリーナ&エントランス
住所/千葉県習志野市実籾1-44-1
※駐車場・駐輪場はありません。 徒歩でご来場ください。

絆の会Instagram/@kizuna_no_kai_2