市民活動団体「パパママサポート」を主催する南雲佳珠子さんが、日本人になじみ深いみそを使った朝ごはん活動を始めました。
公開 2025/11/27(最終更新 2025/10/31)
食も、気持ちも循環する場所
第3日曜日(※)開催の「みんなのみそカフェ」。
※2025年12月・2026年1月はお休み
地域住民が集い「日本の朝ごはん」を囲んでゆったりと過ごしています。

店内の黒板には小さな「ひまわり」がずらり。

小学生以下の子どもが無料で朝ごはんを食べられる「ひまわりぼん」の仕組みは、地域の大人が子どもの1食分を300円で先払いし店内に掲示する「フードリボン」を応用したもの。

食べ終えたら、手紙を書いて黒板へ。

温かい思いがつながるこの場所で、早起き早寝・朝ごはんの大切さ、古くから共にあるみその重要性や役割について多世代に伝えていきたいと、主催者の南雲さんは話します。
みそ汁の野菜は鎌ケ谷産、りぼんとお皿はそれぞれ同市在住の裁縫士と陶芸家が手がけるなど「地域の皆さんのお力を借りながら、鎌産鎌消の朝ごはんを子どもたちに届けたい」。
ふわりとほほ笑みます。


選択肢ある生き方 伝えていきたい
出産後、心身の不調に苦しんだ時期にアドラー心理学と出会った南雲さん。
「一つの事実、状況に対して受け止め方はさまざま。正解も不正解もありません。決めるのは自分。自分を一番大切にすることが、他者を大切にすることにもつながります」。
睡眠や食など健康習慣を重んじ、視野を広げ、複数の選択肢を見つける生き方を子どもたちに伝えたい、とも。
「食の多様性が増す中、伝統食おむすびも選択肢の一つ。むしろ目新しいと好評です」とにっこり。
自ら育てた野菜を使って自給自足カフェを開くのが夢。
優しさを内包する地域活動は、始まったばかりです。

問い合わせ
電話番号/090-1559-2124 南雲
インスタグラム https://www.instagram.com/minami_sakura5/