国内ではまだ珍しいパフォーマンス「サウンドアクト」の世界に魅せられたのは、習志野市在住の大道芸人・ちっちさんです。サウンドアクトとは、効果音や音楽に合わせて動きや表情だけで笑いを生み出すパフォーマンスで、アニメ「トムとジェリー」のように言葉を使わなくても世界観が伝わることが魅力。

公開 2025/11/15(最終更新 2025/11/10)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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音と動きで笑顔をつなぐ

父親の影響で、小学3年生から24歳までジャズドラムを続けていました。

元々人前に立つことが好きだったため、ステージで演奏し、人に笑顔を届けられる瞬間が何よりの喜びだったと言います。

それ以外にも「モテたい(笑)」というおちゃめな気持ちもあったとか。

国境も年齢も超えるサウンドアクト

サウンドアクトと出合ったのは、テーマパークで見た「魔法使いアキット」さんのステージ。

あまりの楽しさに衝撃を受け、自らもその世界を志しました。

サラリーマンからタクシードライバーへ転職し、仕事と練習、イベント出演を両立しています。

サウンドアクトで笑顔を届ける大道芸人 ちっちさん
ユーモアあふれるサウンドアクトに、子どもたちも大喜び

マジシャンのトキさんと「トキちっち」というユニットでも活動を行い、袖ヶ浦団地のいどばたマーケットや谷津遊路商店街などの地域イベントでも披露し、子どもから高齢者まで多くのお客さんの笑顔を生んでいます。

「動画では伝わらないリアルな迫力をぜひ感じに来てほしい」と笑顔で語るちっちさん。

習志野に笑顔を広げたい、そんな思いを胸に、今日も軽快な音とリズムで人々の心を明るく照らしています。

(取材・執筆/ムーヴ)

トキちっちInstagaram/@toki.chitchi