体育館に響くシャトルの音の中、練習中の子どもたちにはつらつと声をかける森さん。四街道北中学校バドミントンクラブのコーチとしてチームに加わって2年半になる森さんは、全国大会や海外の大会で上位入賞の実力者。妹は、元オリンピアンという「バドミントン一家」に育ちました。
公開 2025/11/17(最終更新 2025/11/10)
バドミントン歴50年の実力派コーチ
競技がまだマイナーだった頃からプレーし続け、「子どもたちにこの魅力を伝えたい」と、教員になってからもクラブチームで指導を続けてきました。
楽しみながらも礼儀やマナーの大切さを説き、厳しさと優しさを持って指導に当たっています。
自身も現役選手として各地の大会に出場。
2年前、台湾の台北で開催されたモーニングカップでは銅メダルを獲得しました。

教え子と共に育てる未来の選手たち
現在指導をしているチームには、かつての教え子である実力者もコーチとして参加、ジュニアオリンピック出場選手も輩出しています。
「大人の方と練習するようになってさらに力が付きました」と、話してくれたのは中学2年の竹本さんと赤堀さん。
森さんの指導を受け、今までよりも上位の大会を目指せるようになったと言います。
年齢や立場を超えて切磋琢磨する姿が印象的でした。

長年にわたりバドミントンと向き合ってきた経験を生かし、子どもたちの成長を見守る森さん。
その指導の輪が次の世代へとつながっています。