野田エイサー遊び家(あしびや)は、沖縄の伝統芸能エイサーを中心に沖縄文化を継承する、千葉県内では数少ない団体。今年で結成15周年を迎えます。
公開 2025/12/06(最終更新 2025/12/02)
楽しくてつい踊りたくなるエイサー
野田エイサー遊び家の設立は、文化庁の伝統子ども教室設立にエイサーを選んだことから。
そこからエイサーを学び踊るうちに、音楽や振り付けの魅力に取りつかれ、エイサーが好きになっていったと言います。
練習の休憩時も、ひとたび音楽がかかると、みんなの体が動き出してしまうほど。

現在のメンバーは約50人。
躍動感のある演舞を見て感動して入団する人も多く、外国人も含め多様なメンバーが集結。
どんな人でもすぐに仲間になれるところが大きな魅力です。
結成時の子どもたちも今では高校生に成長。
長く続けている彼らが、後から入団してきた大人や子どもたちに踊りを教える立場となっています。

演舞や体験で沖縄文化に触れてみて
野田エイサー遊び家は体験型の活動も行っています。
沖縄料理体験や紅型(びんがた)という染め物講習などのワークショップを開催し、多角的に沖縄文化に触れる機会を提供しています。
はじめは「エイサーが楽しいから」踊っていたメンバーたちですが、別の側面から文化や歴史に触れることで、エイサーの踊り一つ一つの「意味」も理解できるそうです。
こうして、設立当初の思いが形を少しずつ変えながら世代を超えて継承されています。

12月21日(日)に設立15周年記念公演が予定されています。
「エイサーって、うむしるむん(面白いもんだな)」と感じてもらえたら」とメンバーたち。
入場無料で楽しめます。
(取材・執筆/おーた)

野田エイサー遊び家15周年記念公演「うむしるむん」
日時/12月21日(日) 午後1時30分~午後3時30分(午後1時開場)
場所/欅のホール 小ホール
住所/千葉県野田市中野台168-1
料金/無料・要予約(電話またはインスタグラムのDMから)
問い合わせ・申し込み
電話番号/080-6737-0332 荒井
インスタグラム/@noda_eisa_ashibiyah