TAC取手グリーンスポーツセンターで10月19日に「第15回グリスポ祭り」が開かれました。今回初登場のゲームやアトラクションもあり、多くの家族連れでにぎわいました。

公開 2025/12/09(最終更新 2025/12/02)

ちいき新聞ライター

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取手市出身の吉田真也さんが開発

今年のグリスポ祭りで注目されたのは、初登場の「さんすうゲームランド」と「ドローンサッカー」。

「さんすうゲームランド」は、算数・数学の楽しさや面白さを伝える場所と教材を提供する株式会社math channelがプロデュース。

社員・講師で取手市出身の吉田真也さんが開発した、遊びながら楽しく九九を学ぶ「算数カードゲーム」、2個のサイコロの出た目を足し算・引き算して進む「算数すごろく」、ストローとモールを使って三角形や四角形を作る台が並びました。

吉田さんは真剣に課題に取り組む子どもたちに気さくにアドバイス。

「これからもゲームや工作を絡めた算数の学びの機会を増やしていきたい」と話しました。

笑顔いっぱい 第15回グリスポ祭り
子どもたちに算数と数学の面白さを伝える吉田真也さん

ドローンサッカーやVRには行列も

球体で囲んだ直径約20cmのドローンボールを専用のネット内に飛ばし、つり下げられたリング状のゴールを通過させる「ドローンサッカー」。

コントローラーを握った競技者は、日本ドローンサッカー連盟茨城支部のサポートを受けながら操縦を体験。不安定なドローンの動きに四苦八苦する子どもたちに、見守る親から声援が送られました。

笑顔いっぱい 第15回グリスポ祭り
リング状のゴールを目指して専用ドローンボ ールを操縦する「ドローンサッカー」

つり下げられた座席に座り、専用ゴーグルを装着して仮想現実(バーチャルリアリティー/VR)空間を体感できる「VRアトラクション」は行列ができる人気ぶり。

笑顔いっぱい 第15回グリスポ祭り
笑顔いっぱい 第15回グリスポ祭り
仮想現実空間を楽しむ「VRアトラクション」

他に、茨城県立取手松陽高等学校美術科によるトリックアート作品の展示や、同校音楽科によるハロウィンコンサートもあり、イベントを盛り上げました。

同センターの北村敬司館長は「これからも多くの市民が楽しめるグリスポ祭りに力を入れていきたい」と話しました。

(取材・執筆/寅)

問い合わせ
電話番号/0297-78-9090
TAC取手グリーンスポーツセンター

住所/茨城県取手市野々井1299
ホームページ/https://www.toride-green-spocen.com/