柏市が舞台の映画「長全寺」が、ニース国際映画祭やマドリード国際映画祭で多数の賞を受賞。この快挙を祝し、12月9日(火)にアミュゼ柏で記念上映会が開催されます。
※編集部注:好評につきチケットは完売しました
公開 2025/12/02(最終更新 2025/11/28)
koji
柏市在住。四季折々の季節の良さを探し歩いたり、地域の歴史的な名所・史跡を訪れたりするのが好きです。地域活動をいくつかやっています。農園を借りて野菜や花を育てています。Instagram/@koji_koji_39
記事一覧へ国際映画祭で数々の賞を受賞!
映画「長全寺」は、柏市柏6丁目にある長全寺を主な舞台・ロケ地とし、江戸時代・30年前・現代の3つの時代を交錯させながら、僧侶が世直しに奔走する姿を描いた活劇エンターテインメント作品です(2022年公開)。
監督は俳優としても活躍する川本淳市さん。

主役の武川広徳役を川原英之さんが演じるなど、個性豊かなキャスト陣が集結。

撮影は99.9%柏市内で行われました。
この「柏発」の物語が、ヨーロッパ有数の映画祭である「ニース国際映画祭」で、最優秀外国語長編映画賞をはじめ多数の賞を受賞!
さらに「マドリード国際映画祭」でも外国語部門優秀作品賞など多数受賞。
「ブッダ国際映画祭」では最優秀作品賞も受賞しています。

「柏の皆さんの協力があってこそ」
この映画の原案、製作総指揮を務めたのは柏市在住の秋元慶一さん。
地元を舞台にした作品を通じて、地域文化や人々のつながりを映像化しました。
監督の川本さんは「キャストはスタッフも兼任し、女優さんが剃髪(ていはつ)も行うなど大きな苦労がありました。荒唐無稽と取られてもおかしくない物語ですが、祖父の墓を掃除するシーンなど、長全寺を訪れる方々の何げない日常や法要シーンが見どころです。国際映画祭の受賞には安堵と感動を覚えました」

そして「賛否あるとは思いますが、楽しんでいただければ幸いです。地元のご協力がなければ作れなかった映画です。柏の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と語りました。

「長全寺」上映会 ※チケット完売済み
日時/12月9日(火)午後2時開場、午後2時30分開演
場所/アミュゼ柏クリスタルホール
住所/千葉県柏市柏6-2-22
料金/500円
問い合わせ
電話番号/04-7128-5610
柏市観光協会(午前10時~午後6時/月曜定休)