【M&A仲介業】株式会社ストライク

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公開 2025/12/08（最終更新 2025/12/03）

東証プライム上場の「M&A支援企業」

M&A戦略の策定から実行までを支援するM&Aを総合的に支援する会社です。M&A仲介やFA（フィナンシャル・アドバイザリー）、企業価値評価、戦略コンサルティング等を提供しています。事業を売りたい企業と買いたい企業をマッチングし、案件模索からクロージングまで一人のコンサルタントがワンストップで関わります。事業承継やスタートアップ支援、クロスボーダー案件まで、業界を問わず多様なニーズに対応し、企業の成長と社会の課題解決に貢献しています。

創立以来、3,300件を超える成約実績

創立以来、3,300件を超えるM&Aを成功に導いてきた実績があります。私たちのミッションは「世界を変える仲間をつくる。」こと。その根底には「M&Aは、人の想いでできている。」というスローガンがあり、数字だけでなく経営者の情熱や従業員への想いを何よりも大切にしています。事業承継やスタートアップの成長支援はもちろん、近年ではプロスポーツチームや動物病院といったユニークなM&Aも手がけています。ITやヘルスケアのような大きな市場から、誰も挑戦していない新たな領域まで。業界を限定せず、社会のあらゆる課題解決に挑めるのが、私たちの仕事の魅力です。

会社概要

株式会社ストライク

代表取締役社長　荒井邦彦
所在地／東京都千代田区大手町1-2-1　三井物産ビル15階
電話番号／03-6848-0101（代表）
従業員数／452名（2025年9月末現在）
資本金／8億2,374万円（2025年9月末現在）
設立／1997年7月
ホームページ／https://www.strike.co.jp/

【インタビュー】M&Aの本質は「仲間づくり」　代表取締役社長荒井邦彦さん

ダイナミックなビジネスをやってみたいと起業

大学在学中に公認会計士試験に合格し、監査法人へ入所しました。公認会計士時代に担当したお客様がM&Aを積極的に行う企業で、毎年のように会社を買収していました。このようなダイナミックなビジネスを自分もやってみたいと思ったのが、1997年に起業したきっかけです。M&Aというと大企業のイメージがありましたが、中小企業にもニーズはあると考えました。起業当初は営業経験がなく顧客獲得に苦労しましたが、当時起こったインターネットブームの波に乗り、自らHTMLを組み、日本初となるインターネット上のM&A市場「SMART」を立ち上げました。時代の流れに合致し、検索経由でホームページを見つけてくれた顧客を少しずつ獲得していきました。

後継者のいない会社や成長したい会社の課題を解決

少子高齢化が進む日本において、経営者の高齢化に伴う後継者不在というのは多くの中小企業が直面している問題です。そのまま放置すると廃業につながり、従業員が職を失ったり、取引先も違う取引先を探す必要があり、いいことはないですよね。このような事業承継型のM&Aに加えて、スタートアップのM&Aにも力を入れています。僕の世代に比べて、今の若い人たちはアグレッシブで、起業する人も増えていますが、まだ少数派です。起業には失敗するかもしれないというリスクがあり、リスクを取るのであれば、それなりのリターンが必要です。

事業がうまくいったときに大企業に渡すなどの出口戦略によって数億円が得られれば、自分も起業しようという人が続き、企業の数も増えていくと思います。そういった循環を作りたいですね。

今後はM&Aの総合コンサルファームを作りたい

現在はM&Aの中でも主にマッチングと取引の実行というプロセスを取り扱っていますが、本来ならM&Aというのは企業の足りない部分や世の中のトレンドを分析し、足りない部分を補うというように戦略的に行っていくものです。そういった部分も今後はカバーしていきたいです。M&A後のフォローにもより力を入れていきたい。海外企業や大企業とのM&Aなども含め、将来はM&Aを中心とした総合コンサルファームを作りたいですね。

【事業内容】M&A仲介業務とは？

企業と企業のマッチングにより課題を解決

M&Aとは、複数の企業を一つの企業に統合したり、ある企業が他の企業の株式や事業を買い取ったりすること。会社を売りたい人と買いたい人を結び、M&Aの成立をサポートするのがM&A仲介業の仕事です。後継者のいない会社や、さらなる成長を目指したい会社など、さまざまな課題を解決に導きます。

希望する仕事に挑戦しやすい環境です

新卒で入社し「新規事業立ち上げ」にチャレンジした富永さん。ストライクの社風について、代表の荒井さんと語ってもらいました。

（荒井社長＝荒／富永さん＝富）

新卒入社後2年で新規部署を立ち上げ

荒　新卒で入社したのは2023年でしたよね。

富　はい。入社後、成長戦略部というところで、どちらかというと買い手側の企業とタッグを組んで買収を一緒に進めるということをやっていました。業界としてはITソフトウェアが多く、盛り上がっていて活発に動きがある業界でした。

荒　そこから新規事業の立ち上げにチャレンジした経緯を改めて聞かせてください。

富　実際に仲介をしてみて気づいたのですが、買いたいという企業に比べて売りたいという企業の数が少ないため、買いたいという希望を出しても実際に買うことができないお客様もいらっしゃいました。そういったアンバランスをどうカバーしていくかというところに課題を感じ、上長に相談しました。もともとコンサルティングに力を入れて仲介事業を差別化していこうという動きがあり、うまくタイミングが合って新規事業として部署が立ち上がり、メンバーとして参加させていただきました。今は戦略コンサル準備室という部署で、買い手企業向けのコンサルティングサービスを担当しています。

荒　もちろんトップダウンで部署を作ることもあるけど、お客様のニーズを一番分かっているのは現場なので、実際に今までもそういった情報から自然発生的に部署ができたことはありました。今回の富永さんの思いも、会社としてはぜひチャレンジしてほしいと思い、部署を作ることにしました。

富　頑張りたいと思ったときに、それをサポートする環境を提供してくれる会社だと感じました。きちんと主張し、それに見合った努力をしていけば周囲のサポートも得られますし、非常にいい経験ができていると思っています。

お客様のニーズから生まれた動物病院チーム

荒　M&A仲介業のどんなところに魅力を感じていますか？

富　M&Aは基本的に最初から最後まで一人でやらなければいけないという点で、他業種に比べて圧倒的に裁量の幅が大きく、扱う金額や責任も大きいので、大きく成長できる環境だと思います。また、業界についても固定ではなく、自分のやりたい業界が手がけられるというのは面白いところですよね。

荒　そうですね。最近M&Aが多く成立している動物病院に関しても、こちらは一切指示を出していなくて、ある社員がいけるんじゃないか？と接触してみたら意外とニーズがあった。そうすると他の社員も「自分も仲間に入れて」と人が増えてきたんです。私が評価したいのは、こういった動きが自然発生的に生まれ、私の目に留まるようになったこと。これができている会社というのは強いと思います。上がなんでも指示しないといけない会社は大変ですよね。お客様のニーズは、担当している人が一番知っているはずなので。

コミュニケーションも大切にしています

富　荒井社長は、わりと頻繁にフロアに出てきて雑談してくださったり、突発的に飲みに誘ってくださったりすることがあって、距離を感じないのでありがたいです。

荒　若手社員からは話しかけにくいと思うので、こちらから声をかけるようにはしています。あと当社には野球部がありまして、わりと強いんですよ。社名も関係しているのか、甲子園や六大学野球出身の社員も複数人います。たまには応援に来てくださいと言われてこの間行きました。飲みに行ったり野球をしたり、一見仕事と関係ないコミュニケーションが、地味に仕事にも効く場面があるということは感じていますね。