「ふなばし市民大学校」は、市内在住・在勤・在学の18歳以上の方の学ぶ場として親しまれています(毎年4月から1年間・約35回)。

10月には講座「船橋の防災について学ぶ」が開催されました。

公開 2026/01/01(最終更新 2025/12/08)

ちいき新聞ライター

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津波被害は船橋で起きる可能性も

登壇した講師の三塚克也(みつづか かつや)さん(船橋市危機管理監、防災意識の普及・啓発活動に尽力)は、故郷、宮城県石巻市の東日本大震災時での被災状況を語りつつ、海に面した立地にある船橋市の危険性に言及しました。

「津波は想定を軽く超えます。全てをさらい、そこには何も残しません」。

また、陸上自衛官時代に災害派遣に赴き、地震発生後の火災を脅威に感じたと話しました。

さらに首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山噴火、気候変動による豪雨災害などを挙げ、「いつ、どこで大規模な災害が起きてもおかしくありません」と続けました。

講座「船橋の防災について学ぶ」
この日は船橋市民文化ホールで開催されました
講座「船橋の防災について学ぶ」
受付は「ふなばし市民大学校」の受講生が担当します

覚悟と助け合いの気持ちが命を守る

船橋市では「命と暮らしを守る強靭(きょうじん)なまち」を作ろうと、さまざまな取り組みをしています。

市民にも備えてもらいたいと、ホームページ上に「ハザードマップ」を掲載し、避難場所、経路などを確認することができます。

「守られるだけではなく、命を自分で守る覚悟が必要です」と三塚さんは話し、「家の安全化、ローリングストック、減災対策(家具の固定など)、防火対策、家族との連絡手段の確認などに取り組みましょう」と続け「正しい避難行動のために地域の訓練には参加し、積極的に関わりましょう。行方不明者の救助は、地域の情報がないと分かりません。近所付き合いが命を救います」と語りました。

講座「船橋の防災について学ぶ」

受講した女性(66)は「自治会でもしっかり備えていきたい」と表情を引き締めました。

(取材・執筆/すずこ)

ふなばし市民大学校
場所/船橋市東町834
住所/千葉県総合教育センター7階

問い合わせ
電話番号/047-460-6311
メール/f-shimindai@park-funabashi.or.jp
松尾