試合会場の舞台裏を知り、体験するキッズデー。地域の子どもたちが運営の手伝いに奮闘した、素晴らしいゲームデーになりました。
公開 2025/12/10(最終更新 2025/12/04)
スタッフ体験で 「自分事」の目線へ
千葉市を拠点としたプロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」が、11月15日・16日のシーホース三河戦で、地域の子どもたちに向けた「ALTIRI KIDS DAY」を開催。クラブの運営に関わる体験に、子どもたちの笑顔が咲きました。体験内容はファンクラブやグッズ、各ブースでのオペレーション体験や試合前のアリーナツアーといったものから、記者会見の見学といったプレス体験まで盛りだくさん。ツアーに参加した千葉市の小学生は、「実際のコート上で、MCまつみさんのかけ声で合言葉を言えたのがうれしかった」と興奮気味に話してくれました。





【ゲームレポート】
11月15日 アルティーリ千葉 68-70 シーホース三河
11月16日 アルティーリ千葉 86-89 シーホース三河
アルティーリ千葉は11月15・16日のシーホース三河戦で、最後まで勝利を手繰り寄せる戦いを見せるも、あと一歩及ばず悔しい敗戦となりました。それでも、両日で2桁得点を挙げた黒川虎徹選手の存在感は際立ちました。勝負どころの場面では果敢にリングへアタックし、終盤のタフな時間帯では攻守で流れを呼び込むプレーを披露。チームに勢いをもたらし、アリーナを大きく沸かせました。 試合後、アンドレ・レマニスHCは「非常に悔しい敗戦だった」と率直に語っています。
「最後の局面で勝利を目前にしながら、あと一歩届かなかった。それでも昨日も今日も、最後の瞬間まで戦い抜き、耐え抜いた姿勢は非常に良かった。チームとして評価すべきポイントは多く、手応えも確かにある」とチームの成長を強調しました。「昔から『雨垂れ石を穿つ』といわれるように、小さな積み重ねが未来を切り開く。今回の敗戦も、その一打として必ず意味を持つはずだ」と前を向きました。




