2003年創設の小学生のチーム「八千代台バレーボールクラブ」。今回男女混合チームで第41回関東小学生バレーボール大会に出場。長年の努力が報われました。

公開 2025/12/26(最終更新 2025/12/22)

優

「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!

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みんなでつかんだ関東大会への切符

第41回関東小学生バレーボール大会」に出場!(前列右端が会田さん)
第41回関東小学生バレーボール大会」に出場!(前列右端が会田さん)

八千代市を中心に28人の小学生が所属する八千代台バレーボールクラブ。

当初の目的は「土曜日の子どもたちの居場所づくり」。

それが今では全国大会出場を目指すチームに成長しました。

今夏全国大会出場を逃した悔しさをバネに、10月には男女混合チームで第41回関東小学生バレーボール大会出場の悲願を達成。

これはチームにとって大きな励みとなり、選手、保護者、関係者は喜びに沸きました。

週4回、エアコンがない体育館で練習・体力がつきました
週4回、エアコンがない体育館で練習・体力がつきました

バレーを通して「人づくり」

6年の木下陽路くん(中央)はチームの要
6年の木下陽路くん(中央)はチームの要

「今日まで続けてこられたのは保護者の協力があったからこそ」と語るのは設立者の会田智美さん。

子育て時代にいったん教職を離れましたが、今は非常勤の教員として働いています。

学校では優しい先生でも、ここでは監督としての自分に切り替えるのだそうです。

例えばプレー中、誰かのミスしたボールを追いかけなかった場合には一歩踏み込んで叱ることも。

「仲間のミスをカバーして、それをミスとしない」。

それがバレーを通して学んでほしい「人への思いやりと強い心」だと伝え続けているのだとか。

信頼関係を土台とした厳しさは選手の心を鍛え、それが強さにつながるのでしょう。

「夢は卒部生が全日本選手になること。地域の人にも応援してもらえるチームになるとうれしいですね」と話します。

「選手は私の孫。ちょっと早いかな」と笑う会田さん。

「休まない。声が大きい。自分で考えて伝えられる。優しい。努力する」と全員の長所を挙げてくれた時の輝く表情がとても印象的でした。

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