訪れた国や地域90以上、海外への旅は233回。旅行作家の秋山秀一さんが、自身で撮影した写真とともに、世界の街を歩いた思い出をつづります。

旅行作家、元東京成徳大学教授、NHK文化センター講師。日本エッセイスト・クラブ常務理事、日本旅行作家協会会員、日本外国特派員協会会員。『鎌ケ谷 まち歩きの楽しみ』『世界観光事情 まち歩きの楽しみ』『ウクライナとモルドバ』『旅にでる、エッセイを書く』など著書多数。鎌ケ谷市在住。鎌ケ谷市国際交流協会(KIFA)会長、鎌ケ谷市都市計画審議会会長。
公開 2026/01/24(最終更新 2025/12/23)
オランダ広場を起点に始まる歴史探訪
マラッカはマレーシア最古の街。
オランダ広場に面して建つ歴史博物館には、マレー王朝の時代からポルトガル、オランダ、イギリスの統治時代を経て現在に至るまでのマラッカに関する様々な品々が展示されている。

隣のレンガ色の建物は、オランダ統治時代の1753年に建てられたマラッカキリスト教会。
周辺はトライショー(人力車)のたまり場になっている。

マラッカの観光の起点となるのがオランダ広場。
広場の周辺には、オランダ統治時代の建物のほか、ビクトリア女王時代の噴水、広場に集まった庶民に時を知らせる時計塔、マラッカの中心0基点を示すポールが立っている。



マラッカ川の対岸は、別世界のチャイナタウン。
観光客に人気のジョンカー通りには雑貨店や庶民的な食堂が並ぶ。

チャイナタウンの一角にあるババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館を訪れ、伝統のニョニャ料理を食べた。


歴史的建造物から新名所まで歩く
セント・ポールの丘の上に、フランシスコ・ザビエルの像が立っている。

その後ろに建つセント・ポール教会内部の金網のある場所に、ザビエルは安置されていた。

オランダ広場とは反対側の坂の下にあるのが、石造りの門と大砲のみが残るサンチャゴ砦。

古い王宮を再現したマラッカ・スルタン・パレスは、文化博物館になっている。

マラッカ海峡モスクは、2003年に完成したマラッカの新しい観光名所。

モスクに入るには、手前の事務所で、半ズボンの男性は腰巻を、女性はヒジャブを借りて着用する。

(文・写真/秋山秀一)