一般的にトイレの寿命は10~15年といわれています。新しいトイレに交換したい!と思ったとき、どんなことに気を付けて選んだらいいのでしょうか。水回りの専門家に聞きました。
教えてくれたのは…

公開 2026/01/07(最終更新 2025/12/26)
トイレに求めるのは掃除のしやすさ
トイレのリフォームで得られるメリットは大きく分けて二つあります。
一つは節水・節電になること。
古いタイプだと1回流すごとに13L以上の水が必要でしたが、今の製品は5L以下に抑えられています。
10年使えば約15万円節約できる計算になり、交換するだけで家計にプラスに働きます。
もう一つは暮らしの快適さが格段に上がること。
見た目がきれいになれば気持ち良く使えますし、掃除がしやすい製品を選ぶことで家事の負担も確実に減ります。
お客さまがリフォームで重視されるポイントも「掃除のしやすさ」が一番(表1)。

その点、今のトイレは表面に汚れが付きにくく、本体の凸凹が少ないなど一昔前に比べて進化しています。
標準以上のグレードのほとんどが除菌水でノズルを自動洗浄する機能を搭載。
長く使う設備だからこそ、手入れが楽になる仕組みはとても大切です。
トイレ交換前に知っておきたいこと
トイレは便座・便器・タンクからなり、それらの構造から主に図2のようなタイプに分けられます。

タンク一体型は省スペースで高機能、掃除もしやすいのが魅力。
ただし便座だけが故障した時でも本体ごと交換になる可能性があり、修理の自由度や価格の求めやすさでは組み合わせ式に分があります。
いずれもモデルチェンジ後は適合部品がなくなる恐れがあるため、メーカーや販売店の保証に加入しておくことをお勧めします。
また、節水が実現して喜ばしい半面、注意点もあります。
流水量が減ったことで、家の状況によっては配管が詰まりやすくなることも。
配管が長い、曲がりが多い、庭木の根で押され変形しているなどの場合は流れが悪くなるため、事前に現場を確認してもらいましょう。
初リフォームの方にお勧めしたいのが、メーカーのショールームに行くこと。
自宅のトイレの写真や寸法、品番を持参すれば、予算や希望に沿った機種を具体的に提案してもらえるだけでなく、気に入った製品がどの業者で施工できるかも確認できます。
今やトイレはネットでも買える時代ですが、購入先選びは慎重に。
当日想定外の追加工事が発生しないよう、事前に丁寧な現地調査を行う業者だと安心です。
トイレを自分好みの空間に ~思いをかなえたリフォーム例~

