築10年を過ぎたら検討したいのが外壁塗装。必要な理由やタイミング、業者選びのこつなどを教えてもらいました。
教えてくれたのは…

豊富なリフォーム業界経験を生かした、分かりやすい説明が好評。
公開 2026/01/07(最終更新 2025/12/25)
長く住むためのメンテナンス
戸建て住宅の外壁や屋根は、雨風や紫外線から家を守る大切なもの。
ところが、築年数が経過すると、塗装が劣化し、本来の機能を果たせなくなります。
放っておくと雨水が浸透しやすくなり、外壁材や屋根材自体を傷める原因に。
すると、建材自体を交換することになり、工事費用も上がってしまいます。
ひと昔前は、「家は傷んだら建て替える」という考え方が主流でしたが、今は「手入れをして長持ちさせる」のが一般的です。
大切なマイホームに長く住み続けるためにも、築年数がある程度経過したら、外壁塗装工事を検討してください。
トラブルも多い外壁塗装工事
2010年から19年の間で、市場規模は約1.4倍に拡大しているというデータもあるほど、住宅塗装の需要は増加しています。
それに伴い、質の低い業者も増え、「出来栄えが不満」「塗料の説明がなかった」など、工事に関するトラブルも増加しています。
信頼できる業者を選び、後悔のないメンテナンスをしましょう。

疑問01 外壁塗装のタイミングは?
築10~15年で1回目の塗装を推奨しています
外壁材や塗料の種類によって異なりますが、ほとんどの住宅では築10年を超えると、外壁や屋根の塗装による保護機能が低下します。家を長持ちさせるなら築10年、遅くても築15年のタイミングで外壁塗装を行うのがおすすめです。
(参考)一般的なクリヤー塗装の場合、一般社団法人日本窯業外装材協会は、塗装時期の目安を7~12年としています。

疑問02 外壁塗装と一緒に行った方がいい工事は?
屋根塗装の他、ガス給湯器の交換も
外壁塗装工事の際には、足場代が費用としてかかるので、一緒に屋根の塗装も行う人がほとんどです。実は、築10年は、ガス給湯器も買い替えのタイミング。給湯器が設置されていると、その場所だけ外壁の塗装ができません。ところが同時に給湯器を交換すれば、塗装をしてから設置ができるので一石二鳥。給湯器交換も対応している業者に依頼するのも一つです。

疑問03 業者選びのポイントは?
価格に飛びつかずに慎重に選びましょう
家を建てたハウスメーカーに依頼すると、割高になるケースが多いようです。相場を知るためにも、数社に相見積もりを取りましょう。価格だけで選ぶのではなく、金額の算出方法が適切か、塗料のグレードは希望に合っているかも確認を。塗料のグレードが高ければその分価格も上がりますが、耐用年数で考えれば、逆に低コストかもしれません。また、実績や国家資格などが信頼できるかどうかもポイントです。
建設業の許可+以下のうち1つ以上
・信頼できる業界団体に加盟
・国土交通省が推奨する「いえかるて」を取り扱っている
・国土交通省が指定した「リフォームかし保険」を取り扱える