千葉房総エリアで捕れた極上のジビエ肉を加工・販売するGIBIER JAPON。商品を手がけるのは創業50年の日本料理店「竹りん」です。2025年、GIBIER JAPONの商品はドイツの食肉コンテストで最高位の金賞を獲得!GIBIER JAPONの宮崎さんに、おいしさの秘密やジビエの魅力を伺いました。
公開 2026/01/13(最終更新 2026/01/06)
花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
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栄養満点でおいしいジビエの魅力

ジビエとは、フランス語で「狩猟で捕れた天然の鳥獣肉」という意味で、ヨーロッパでは昔から高級食材として愛されてきました。
…と聞くと何だか少し敷居が高く感じられるかもしれませんが、イノシシ肉は「ぼたん」、鹿肉は「もみじ」と呼ばれ、日本でも古くから愛される、なじみのある食材なのです。
とはいえ自然の野山を駆け回るイノシシやシカなどは、家畜として飼われているブタやウシなどに比べて、食肉が手に入りづらく、食卓に上がりづらいのは確か。
しかし近年、全国である問題が深刻化しています。
それはイノシシやシカによる獣害。
房総半島でも農業への被害が甚大となり、その対応のために獣の捕獲頭数は年々増加しているのです。
捕獲・駆除された獣は焼却処分されてきましたが「命を無駄にせず有効活用しよう」という流れが加速。
そこで、イノシシカレーなどの開発を行い、ジビエへの造詣が深い日本料理店「竹りん」と、ALSOK千葉株式会社が提携して始めたのが「GIBIER JAPON」プロジェクトです。
「GIBIER JAPONが製造・販売する商品は、ALSOK『ジビエ工房茂原』が衛生管理や品質管理を徹底的に行った高級のジビエを、老舗の竹りんが調理した自慢の逸品です」と胸を張るのは、GIBIER JAPONで商品開発・販売を担当する宮崎さん。
宮崎さんによると、ジビエの魅力は滋味あふれるおいしさと、栄養満点でヘルシーなところなのだとか。
しかしジビエ初心者としては、臭みやクセが気になるところですが…。
「いえ、臭みの原因は血抜き方法が誤っているケースがほとんどです。私たちが仕入れるジビエは、わなにかかった獣にとどめを刺した後、迅速かつ適切な方法で血抜きをし、鮮度を保つために加工から冷凍パック詰めまでを一貫して行っているので臭みやクセはありません。その上イノシシ肉は豚肉とさほど変わらないカロリー・脂質ですが、血液を健康に保つ鉄分は約4倍、ビタミンB12が約3倍も含まれているんですよ」と宮崎さん。

妥協のない仕事と味が評価され、2025年9月、GIBIER JAPONで販売している「猪フランクフルト」が、ソーセージの本場・ドイツの食肉連盟が主催するIFFA日本食肉加工コンテストのソーセージ部門で最高位の金賞を受賞しました。
IFFAは150年の歴史を持ち、3年に1度しか開催されない権威ある大会です。
コンテストでは「食味」から「肉の構成」「見た目」まで120項目を厳しく審査し、金賞はその全てが満点の商品のみに与えられる最高の栄誉。
しかもジビエを使った商品が受賞するのは非常にまれな事なのだとか!

GIBIER JAPON人気商品を紹介

宮崎さんにGIBIER JAPONの人気商品を伺いました。
「イノシシ肉は豚肉とよく似ていますが、うまみが強く脂が甘いのが特徴です。ブロック肉に抵抗のある方は、加工・調理済みのものから入ってみるのはいかがでしょう。『猪ソーセージ』や『猪肩ロースハム』、『猪ももハム』は味付けを控えめにしているので、そのままはもちろん、お好きなアレンジで楽しめます。お薦めは野菜と一緒にパンに挟んだホットドッグですね。『猪ミートローフ』はしっかりとした味付けに仕上げました。そのままでもおいしく召し上がっていただけますが、軽くあぶるとイノシシの脂がより強く感じられるのでお薦めです!
ジビエ料理を気軽に試してみたい方は、1人前のレトルト料理はいかがですか?『レトルト猪ハンバーグ』は、切ると中から肉汁があふれるジューシーさが魅力です。上質な脂なのでうまみだけが感じられしつこくないんです。『レトルト猪つくね』は甘辛い和風の味わいに仕上げました。タネにブレンドしたタマネギやヤマイモのうまみがイノシシ肉とマッチした一品です。『レトルト猪カレー』はお子さまも食べられる中辛です。ほんのりした甘みやうまみを加えるためレーズンを入れてあります。大きめにカットしたイノシシ肉の、ほろほろとした食感もお楽しみください」

“かじりたい本能”に応える、ペット用ジビエ

ペットに向けても人気なジビエ商品。
GIBIER JAPONではヒューマングレードのペット向け「ジビエ猪ジャーキー」や「ジビエ猪あばら骨ジャーキー」などの商品も販売しています。
「わんちゃんのかじりたい本能を安全に満たしてくれ、リン・カルシウム・マグネシウムなどの栄養素も取ることができます。デンタルケアにも効果があるんですよ。調味料・保存料・着色料は一切使用していません。『天然素材なので安心しておやつにあげられる』と、人気急上昇中の商品です」と宮崎さん。

ジビエ初心者が人気商品を食レポ!
お話を伺えば伺うほど実際の味が気になってきました。
そこでジビエ初心者の筆者が代表し、人気商品「猪ソーセージ」「猪肩ロースハム」を実食します!

まずは「猪ソーセージ」から。
調理方法は普通のソーセージと同じ。ボイルしたソーセージが好きなので、ボイルしていただいてみます。

かぶりつくと密度が高く、みちっとした肉感。
心配だった臭みはほとんどなく、野趣あふれる味と脂の甘みが口いっぱいに広がります。
スパイスの利いた味付けも、イノシシ肉との相性抜群です。
これはワインなどのお酒のお供にピッタリ。
今回はそのまま食べましたが、宮崎さんお薦めのホットドッグにしたら、ワンランク上の料理に変身しそう。
次に「猪肩ロースハム」を実食。
今回、イノシシのうまみをより強く感じたかったので、脂身の多い肩ロースをチョイスしました。
こちらはスライスしてそのまま食べてみます。

こちらもしっかりとしたかみ応え。
しかし、ソーセージもハムも硬いのではなく「肉感のあるかみ応え」といった感じです。
かめばかむほど熟成された肉のうまみが口いっぱいに広がりました。
オードブルにしてもいいし、パスタに使ったらいいアクセントになりそう。
同じハムでも脂身の少ない「猪ももハム」は、しっとりとした深い味わいが楽しめるのだとか。
これは食べ比べてみたくなります。
イノシシ肉と豚肉は似ている、といわれますが、例えれば鶏肉とカモ肉の味が違うように、野性味あふれるイノシシ肉は、豚肉とは全く違うおいしさが感じられました。
ちなみに「肉にクセがある方が好き」というジビエの上級者ファンもいるそうですが、GIBIER JAPONでは肉の個性は残しつつ、誰もが食べやすい味を提供する商品作りを心掛けているのだとか。
自分好みのアレンジでジビエ料理を楽しめるのが、お取り寄せの魅力。
進化系ジビエGIBIER JAPONでいつもの食卓に彩りを加え、食の楽しみをワンランクアップしてはいかがですか?
