昨年で市原市長就任10年を迎えた小出譲治さんに、これまでの取り組みや地域に対する思いを聞きました。

公開 2026/01/21(最終更新 2026/01/16)

編集部

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10年後の市原市に向けて

広い市域に多様な価値観と地域性を持つ市原市。

誰もが大きな不安や不満を感じず、安心して暮らせることこそ重要だと考えます。

今年は、市民の皆さんと共に描いた新たな総合計画スタートの年。

対話と連携が日常風景となり、市民が自分のこととしてまちづくりに参加し、みんなで未来を創っていく、そんな市原市を目指します。

この10年で注力してきたことは?

JR駅周辺の拠点別にぎわい創出

五井駅、八幡宿駅、姉ケ崎駅周辺を拠点に、ウオーカブルな空間やにぎわいを創出するための実証実験などに市民と共に取り組んでいます。

子ども・子育て支援

子どもたちは市原市の宝。

他市に誇れるさまざまな子ども・子育て支援策を展開しています。

市民との積極的な対話と連携

市長就任当初から、対話が日常の風景になる市原市を目指し取り組んできました。

まちづくりを自分事として参画してくれる市民が増えています。

――特に注力してきた分野についてお聞かせください

広域な市原市にとって、「顔」と言える中心拠点が必要だと考えてきました。

そこで、JRの駅周辺を中心ににぎわいを創出するため拠点別整備を行うなど、活気あふれるまちづくりに注力しています。

また、未来を担う子どもたちと子育て支援策には、非常に力を入れています。

――いちはら子ども未来館(Weほーる)が整備されましたね

はい。

隣接の図書館と保健センターや公園、大型商業施設との動線が良い旧勤労会館を、子どもと子育てのための施設として完全リニューアルし、気軽に立ち寄れ、相談もできる場所を目指しました。

子育て世帯や支援団体へのヒアリングから、看護師の常駐を実現するなど、誰もが安心して利用できるよう取り組んでいます。

現在、「もっと、ぎゅっと、こどもと。いちはら」をキャッチフレーズに、行政と地域が一体で子育て世帯を支えるさまざまな子ども・子育て関連施策を展開しています。

――市長は、市民との対話の場を積極的に設定されている印象です

特に、今後10年のまちづくりの羅針盤となる新たな総合計画策定に向けては、延べ1700人以上と対話しました。

目的を明確にして課題を抽出し、行政と市民がそれぞれの役割を果たしていくことが重要です。

総合計画で市民と共に描いた将来像を、市民と共に実現していきたいと考えています。

――これからの課題はどのようにお考えですか?

持続可能なまちづくりに向け、公共施設の老朽化対策は急務です。

限られた財源で効率的に維持管理するため、2055年までに公共施設面積25%削減を目指します。

また、7町村が合併してできた市原市は、多様な価値観や地域性があります。

地域ごとに市民が参画してその魅力を磨き上げ、その集合体として、さらに魅力あふれる市原市を創っていきたいです。

市民が自分の地域に誇りを持てるようにすることが最終目標ですね!