広島で生まれ育ち、「平和のために何かできないか」と思ってきた写真家の堂畝紘子(どううね ひろこ)さん。始めたのは、自分と同世代の被爆三世の家族写真撮影でした。

公開 2026/02/24(最終更新 2026/02/25)

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東京生まれ。月の出ている日は必ず見つけて写真に撮りブログにアップする月大好き人間です。果物を食べながら、「この果物はどうやって生まれてきたのかな?」とすぐ考えるタイプ。ちなみにプロフィール写真は、以前記事作成のために撮影した栗の赤ちゃんです。

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被爆者家族の写真を撮影して11年

2015年から被爆三世の写真撮影を開始してみて、被爆三世の多くが家族の被爆体験に関心がないことに驚いたという堂畝さん。

撮影が被爆者と孫の貴重な継承の場ともなれるよう配慮した撮影。戦争の実相を伝えるのとは違う視点で、子どもや若い人に平和や命のつながりを感じてもらう展示を続けてきました。

この11年で100組以上の家族を撮影、70カ所以上の会場で写真を展示し、新聞、テレビで話題となりました。

出張写真撮影の仕事をしながらの非営利の活動に、徐々に支えるスタッフが加わり、戦後80年の2025年度には展示用のパネルの無料貸し出しも実施。

今回のパネル展も、それをきっかけに千葉県初の展示が実現しました。

県内の被爆者家族を募った上で、撮影も実施する予定です。

3月21日(土)には、堂畝さんの講演もあります。

「命の継承」を伝える家族写真

今回の展示では、堂畝さんが「『原爆の惨禍を生き延びたこの被爆者がいなければ、この写真の全員がいなかった』と生きてつながれてきた命の重さ、尊さに打たれた」と言う原爆ドームを背景にした家族写真を含め、広島、長崎で二重被爆した被爆者家族の写真など17作品が見られます。

自分の命も奇跡のようにつながって今ここにあること。

展示にない戦争で消えた多くの命のこと。

きっとさまざまなことに気づかせてくれる堂畝さんの作品。

主催団体代表が「一枚一枚に足を止め、写真の奥にある記憶と願いに思いを寄せてほしい」と話していました。

堂畝紘子パネル展
日時/3月16日(月)~22日(日)
午前9時~午後5時(16日は正午から、最終日は午後3時まで)
場所/鎌ケ谷市きらりホールロビー
住所/千葉県鎌ケ谷市富岡1-1-3 3階
料金/無料

堂畝紘子講演会
日時/3月21日(土)
午後2時~3時30分(開場/午後1時30分)
※申し込み不要
場所/中央公民館学習室1(パネル展と同フロア)
料金/無料

問い合わせ
電話番号/090-8891-8006 荒木

被爆三世の家族写真撮影・展示プロジェクトの詳細はこちら
https://hibaku3sei.tiyogami.com/index.html