市原市立辰巳台東小学校の6年生が総合的な学習の時間で、自分たちが育てたサツマイモを使った「サツマイモ料理」を販売するイベントを企画・開催しました。

公開 2026/03/01(最終更新 2026/02/20)

ちいき新聞ライター

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子どもが育て販売学び合う起業体験

昨年12月16日、辰巳台東小学校で開催された「サツマイモ料理販売イベント」。

授業の一環として始まったこの企画は、地域の人から譲り受けたサツマイモの苗を育て、そのお芋で作った料理を販売するという取り組みです。

このイベントには、働く意味や喜びを学んでほしいという学校の思いが込められており、仕事のやりがいまで体験できる教育活動です。

子どもが挑む本気の起業体験 市原市立辰巳台東小6年生 「 サツマイモ料理」販売会イベント
仕込み作業に集中する児童たち

会場に入ると、季節感のある装飾と明るい呼び込みの声が響き、熱意にあふれた空気が広がっていました。

1組「幸せお芋研究所」と2組「ほくほくお芋ワンダーランド」は、それぞれが一つの会社として運営。

商品開発、広告、会場デザイン、会計など細かく部門に分かれ、連携しながら準備を進めてきたそうです。

メニューは芋けんぴ、ブリュレ、パンケーキ、みそ汁など多彩で、試作を重ねて完成させた自信作ばかり。

衛生面では保健所に問い合わせを行い、細かな部分までしっかり配慮していました。

子どもが挑む本気の起業体験 市原市立辰巳台東小6年生 「 サツマイモ料理」販売会イベント
アレルギー・成分表まで作成した自作メニュー

さらに、スーパーで材料費を調査し原価を計算、赤字にならない販売価格を設定するなど経費管理も徹底。

地域のお店にチラシを置いてもらうため自分たちでお願いに回るなど、PR活動にも積極的に取り組んでいました。

子どもが挑む本気の起業体験 市原市立辰巳台東小6年生 「 サツマイモ料理」販売会イベント
約7カ月かけて準備したサツマイモ料理販売。子どもたちが協力し合い大成功の一日となりました

地域を巻き込みイベントは大成功

イベント当日はじゃんけん大会も行われ、地域の人や近隣の老人ホームの利用者の皆さん、他学年の子どもたちで大にぎわい。

子どもが挑む本気の起業体験 市原市立辰巳台東小6年生 「 サツマイモ料理」販売会イベント
子どもたちが作ったシールを景品に。じゃんけん大会は大盛況

行列ができるほどの盛況で、すぐに完売した商品もありました。

子どもたちからは「またやりたい!」「たくさん来てくれてうれしい」と笑顔があふれ、働くことの意義や仲間と協力する大切さを実感できた貴重な体験となったようです。

(取材・執筆/北村)