公開 2026/03/02(最終更新 2026/02/25)

編集部

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世界で最も愛されている花木の一つ

モクセイ科のレンギョウは、中国原産ながら現在では世界中に広まり、欧米では「ゴールデンベル(黄金の鈴)」と呼ばれ、春を代表する花木として親しまれています。

日本では平安時代に普及し、古くから知られた存在でした。

早春の3、4月頃、葉よりも早く黄金色に輝く小花を枝一面に鈴なりに付けます。

丈夫で若木からよく開花し、栽培も簡単なため、家庭の庭木や公園などで観賞樹として楽しまれてきました。

詩人・高村光太郎が愛した花

詩集『智恵子抄』で著名な詩人・彫刻家の高村光太郎は、生前、庭に咲くレンギョウの花をこよなく愛していたことで知られています。

光太郎が亡くなった時、告別式のその柩(ひつぎ)の上にはレンギョウの花が飾られました。

光太郎の命日4月2日の「光太郎忌」は別名「連翹忌」とも呼ばれています。

枝一面の花は黄金色に染まる「レンギョウ(連翹)」
枝一面の花は黄金色に染まる「レンギョウ(連翹)」

(樹木医Y・K)