「スケボー練習場、作って!」。小学生の陳情が船橋市議会で採択されて1年と10カ月。念願だったスケボーのできる広場がオープンします。

公開 2026/03/26(最終更新 2026/03/26)

ちいき新聞ライター

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スケボーのできる場所探しが難航

鉛筆で書かれた陳情書を提出したのは当時三咲小5年だった渡邉弘人さん(12)。

5年前に友達とスケボーを始めましたが、自宅前の歩道で練習していると「ガタガタうるさい、危ない」と言われるため、市への陳情を思い立ちました。

同様の陳情は2017年、スケボー歴30年の志村能宏さん(49)からも提出され採択されていましたが、騒音問題などで用地探しが難航。

しかし今回の渡邉さんの陳情が追い風となり、周囲に住宅のない土地貸与の申し出があったのです。

志村さんと渡邉さんの10年越しの夢が、ついに実現しました。

みんなの思いが実って4月にオープン 夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
みんなの思いが実って4月にオープン 夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
みんなの思いが実って4月にオープン 夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
スケボーの技を披露する渡邉弘人さん(本人提供)

念願かなって「スケボーやろうぜ!」

スケボー練習場は総面積1500㎡の「夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)」の一角にあります。

工事が進む2月中旬、二人に現地へ来てもらいました。

みんなの思いが実って4月にオープン 夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
工事が急ピッチで進む「夏見町2丁目まちかどスポーツ広場」

念願かなった感想を聞くと渡邉さんは「最初、マジー⁉って思いました」と、あっけらかんと笑って振り返りました。

週末の土日に東京の有料練習場に通う渡邉さんは二和東の自宅から自転車で通えるようになり「プロを目指します。

将来は米国のグラント・テイラーのようにプロのスケートボーダーになりたい」と夢を語りました。

みんなの思いが実って4月にオープン 夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
念願かなって握手する渡邉弘人さん(左)と志村能宏さん

志村さんは「多くの協力者の顔が思い浮かびます。感謝しかありません」と頭を下げていました。

スケボーを始めたい人たちへ、二人は「船橋市内で初めての公共スケボー練習場です。みんなでマナーを守って、この場所を大切に使っていきましょう。スケボーやろうぜ!」とメッセージを送りました。

(取材・執筆/マット)

夏見町2丁目まちかどスポーツ広場(仮称)
場所/千葉県船橋市夏見町2丁目535番他、京成バス「北谷津川」下車徒歩3分
※スケボー練習場(約326㎡)には(1)緩やかな傾斜の「ミニランプ」(2)土手を背中合わせの「バンクtoバンク」(3)四角形の箱の「カーブボックス」の3セクションを設置

問い合わせ
電話番号/047-436-2910 船橋市生涯スポーツ課