病に倒れ、声が出なくなる体験をしたボイストレーニング(ボイトレ)講師のヒトヨシノビタさん。復活への試行錯誤で見つけた、独自の健康法を聞きました。

| ヒトヨシノビタさん |
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| 第18回ヤマハポピュラーソングコンテスト(※)入賞、翌年デビュー。 有名アーティストのバックミュージシャンを務め、NHKの子ども番組「ハッチポッチステーション」やアニメ番組など幅広いジャンルの楽曲を制作。 2013年に鎌ケ谷市で音楽教室を開講 ※通称ポプコン。フォーク、ポップス、ロックの音楽コンテスト |
公開 2026/04/07(最終更新 2026/04/09)
編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
記事一覧へヒトヨシノビタさんからのメッセージ
数年前、狭心症のバイパス手術を受けました。
手術直後は体から管が何本も出ていて、声が全く出せず、息はできても吸って吐くコントロールができません。
医師から「元の歌声に戻るまで1年」と言われ落ち込みましたが、歌うことは僕の人生の宝。
諦めずに考え、呼吸法や発声練習を自分の体で試し、当初の見込みより早く回復することができました。
お口の機能低下は健康寿命に関係するといわれています。
元気に過ごすために、簡単なボイトレ習慣を取り入れてみてはいかがでしょう。
ヒトヨシノビタさん 復活までのステップ
無理せず、根気よく続けることで、しっかりと声が出るようになりました!
(1)ウオーキング
自然に呼吸を促す。
元気な人は1日8千歩目安。
やり過ぎは逆効果なので無理は禁物
(2)腹式呼吸
鼻と口どちらから吸ってもOK。
大事なのは胸ではなくおなかに空気を入れること

(3)ロングトーン 声を出してのばす練習
•「 オ」の形の口で「アー」と強く発声
• 入浴時、ストローでジュースを飲む口で「スー」と息を吐く。
(目標20秒~1分)
※息を最後まで吐き切るのがポイント

(4)カラオケ
歌えなくてもハミングからでOK。
楽しんで声を出して元気に!
お口と脳を刺激するトレーニング
口まわりの強化は誤嚥(ごえん)予防につながるとされています。
(1)「パタカラ」で歌おう
「パタカラ体操」とは「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、口・舌・喉の筋肉を鍛えるトレーニング。
「パパパパパ…」「タタタタタ…」と早口で発音するものですが、これに「ドレミファソファミレド…」のメロディーをつけて歌うように発声してみましょう。


(2)「聞きなじみのない言葉」を使って歌おう
「あいうえお」を繰り返す滑舌練習では脳が慣れてしまい、想像で発音できてしまいます。
そこで「おえういあ」「こけくきか…」など、普段使わない音の並びで発音練習。
慣れてきたらメロディーに乗せて歌ってみましょう。
