公開 2026/04/06(最終更新 2026/04/03)
万葉植物として愛されてきた花木
アセビはツツジ科アセビ属、日本特産種の植物。
『万葉集』に10首も登場する、古くから人気の花木です。
葉や茎に毒成分を含み、馬が食べると足がしびれることから「アシビ」ともいわれています。
本州の山形・宮城以南、九州の山地に自生し、4、5月に釣り鐘形で純白の美しい小花が多数開花します。
光沢のある常緑の葉も美麗で、日本人の生活文化と共に永く愛されてきました。
奈良の春日大社では、境内のシカの食害を受けないことから、多くのアセビが植えられています。

庭木として育てやすい観賞植物
アセビはさまざまな野生の変種やピンク色の花、改良種が存在。
低木で病虫害も特にないため、家庭向きの観賞植物として昔から植えられてきました。
日当たりの良い場所を選ぶと花付きが一段と良くなり、「挿し木」や「取り木」で増やすことができます。

(樹木医Y・K)