
【サッカーで地域発信】カレン ロバート氏に聞く
カレン ロバート氏は茨城県出身、柏レイソルジュニア、ユース、市立船橋高校とサッカー人生を千葉県でスタートしています。
現在房総ローヴァーズ木更津FCの代表を務めます。
現在の活動や、これからの夢について、サッカーと地域についてお聞きしました。
公開 2021/01/06(最終更新 2021/01/06)

育ててもらった千葉で後進の指導
▲真っすぐ未来を見据える真剣なまなざしのカレン氏
カレン ロバート氏は、小学生で柏レイソルジュニアに入り、ジュニアユース、市立船橋高校と、そのサッカー人生を千葉県から始めました。
現役時代の2013年から、千葉県内でサッカースクールの運営を始めました。
「高校の同級生2人と、佐倉、白井でスクールを始めました。当時、僕は海外でプレーしていたので、運営は彼らに任せていました。その後、偶然の縁で木更津に本拠地を移し、選手の育成も始めました」
その後2015年には、木更津にローヴァーズフットボールクラブを誕生させました。
2016年には千葉県1部リーグに昇格。
「2021年は県1部リーグで優勝を目指します。次は関東リーグ、いずれはJリーグを目指します」とカレン氏。
12年計画でJリーグ昇格を目指すと言います。
▲ローヴァーズフットボールアカデミーで頑張る子どもたち
2021年4月には千葉県印旛郡栄町に新しいグラウンドが完成予定で、北総地区の拠点とするそうです。
「グレードの高い人工芝を採用し、足腰に負担の少ないコートを作る予定です。スクールの他、ジュニアチームも作り、小学生からの育成も強化します」
「1人でもプロを輩出できたら、素晴らしいですね。あそこに行ったらプロになれるかも、と思わせるチームを作りたいです」と目を輝かせる。
現小学2年生対象の北総U9セレクションは1月24日(日)開催。
詳細は、ローヴァーズアカデミー公式HP(https://rovers.co.jp/academy/3239/)で公開しています。
サッカーは人を呼べるスポーツ
精力的に活動しているカレン氏ですが、そのモチベーションはどこからくるのでしょうか。
「モチベーションといっても、やりたい事をやっているだけですから。仕事だと思っていないですよ」と笑うカレン氏。
経営するクラブでは、「人と地域をスポーツでつなぐ」を理念に掲げます。
「千葉をサッカー王国にしたいですね。サッカーは人を呼べるスポーツです。良いコンディションのグラウンドがあれば、他県からも人はやって来ます。子どもの試合、大会の企画で、選手を応援する家族も千葉に来た時は、地域の良さを発信するいい機会になります」
カレン氏の夢は、スポーツで地域を活性化させる、地域に住んでいる私たちまでわくわくするものです。
これからもローヴァーズから目が離せません。(取材・執筆/倫)