【お片付けコラム】キッチンの整理整頓でもっと使いやすく
公開 2021/03/02(最終更新 2024/02/29)
海老原葉月
暮らし整えラボ代表。2児のママ。整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級の資格を持ち「暮らしを楽しむ」をコンセプトに、テレビ、雑誌、SNSなどさまざまなメディアで活躍中。 3COINS、カインズマニアとしても有名。 https://linktr.ee/hazuki.e39
記事一覧へ暮らしの変化に合わせた収納の見直しがおすすめ

春は人事異動があったり、お子さんの入園や入学、進級があったりと、身の回りの環境の変化がたくさんありますよね。こういう暮らしの「変化」に合わせて、ぜひ見直してほしいのが「収納方法」なんです。
「なんで収納?」と思われた方もきっといらっしゃいますよね。一見関係なさそうに感じ る収納ですが、暮らしの変化に合わせて収納の仕方を見直すことで、家事を減らせたり、 時間を効率的に使えるようになったりと、忙しい私たちにとってプラスになることがたくさんあるんです!
朝の準備は最小限に抑えたい!
小学3年生と1年生になる息子たちには、幼稚園に入園するときから、朝の身支度や持ち物の確認は自分でやってもらうようにしてきました。
というのも実は私、朝が弱くって…。目覚まし時計のアラームが聞こえない程の重症なんです。どちらかというと私が寝坊したり、身支度が終わらなくて、慌ただしい朝を現在も過ごしています(笑)。
それでなくても朝は時間との勝負! 少しでも穏やかでスムーズな朝を過ごすべく見直したのは「キッチン収納」でした。
かさばる水筒はひとまとめに
例えば、新型コロナウイルスの影響で使う機会が増えた水筒。ボトルの背の高さや太さがさまざまあって、かさばりがちですよね。また、家族の人数が多ければ多いほど、水筒も増えていきがちに…。
そんな水筒を少しでもスマートに収納できるよう、わが家では収納ボックスを立ててひとまとめにしています。

▲ボックスに入れることで倒れたりするこもなくなります
収納に使っているボックスはダイソーの「自由自在積み重ねボックス」の大・深型(税込110円)です。

▲サイズ・深さなどさまざまなタイプがあります
このシリーズはサイズ展開が豊富で使い勝手バツグン!
商品名の通り同シリーズのものを重ねて使えるので、家中のさまざまな場所で使える「万能収納ボックス」なんです。

水筒のふたを付けて収納してしまうと、中身を入れる際にわざわざふたを開けなくてはいけないですよね? これってちょっと面倒じゃないですか?
ボトルとふたを分けて収納するだけで時短になりますよ♪
忙しい時だからこそ、ほんの少しの手間を省くことでゆとりにもつながります。

収納場所の高さに余裕がある場合は、サイズ違いの「自由自在積み重ねボックス」(大・税込110円)に水筒のふたを入れて、「自由自在積み重ねボックス」(大・深・税込110円)に重ねて収納するのがオススメです。同じシリーズなので気持ちが良いほどピタッと重なりますよ。
ママが全部やる必要なし!「できる仕組み」で子どもを戦力に
食事の準備も、子どもたちにできることはどんどん協力してもらっています。

例えばスプーンやフォーク、箸に取り皿の準備は子どもたちの担当。子どもたちが使いやすい収納にするだけで、お手伝いに対する意欲が倍増して進んでお手伝いしてくれるようになりました。
カトラリー収納に使っているのは「自由自在積み重ねボックス」(大・細型・税込110円)です。ここでもこのシリーズが大活躍!

収納のポイントは種類ごとに分けること。
パッとみただけで、どこに何があるのか子どもにも分かりやすく収納してあげるだけで、お手伝いのハードルが下がります。また、よく使うカトラリーほど取り出しやすい場所に、普段使わないものや触ってほしくないものはあえて取り出しにくい場所に収納するのもポイントです。
わが家の場合、少し深さのある引き出しに収納しているので、上段には毎日使うスプーンやフォーク、箸を収納しています。下段にはあまり使うことのないナイフ、レンゲ、たこ焼き用の串などを収納しています。
あえて収納ボックスを重ねることで高さが生まれ、子どもの目線からでもより取り出しやすくなりました。このように、子どもの背の高さや手の届く場所を確認しながら収納を作ることで、より使いやすい収納になりますよ。
たかが収納、されど収納
収納を見直すというのは、実はただ見た目をキレイにするだけではないんです。
暮らしや子どもの成長に合わせて収納を見直すことで、より使いやすくなったり、より暮らしがスムーズ になったりと、忙しい女性にとってまさに「良いことずくめ」なんですよね! 暮らしに変化が多い春はぜひ収納の見直しもしてみて下さいね♪