【蘇我】麦とろ飯とあじが絶品! 「お食事処 しげのぶ」で満足のいく食体験を

麦とろ飯とあじフライが有名なお店を取材しました。おいしい和食がしっかり食べられるお店をお探しの皆さん! こちらの記事は必見ですよ。そろそろ暑くなってくるこの時期に、しっかり食べて栄養をつけましょう!

公開 2021/06/17(最終更新 2021/06/29)

梶原 よんり

梶原 よんり

大学卒業後、旅行会社の広報部に就職するもライターの夢を追いかけるために退職。現在は雑誌や新聞など各種媒体で執筆中。2019ポートクイーン千葉としても活動している。 ★instagram★ https://21/www.instagram.com/yonri.kajiwara/

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バリアフリーで老若男女にやさしいお店

京成千原線千葉寺駅から徒歩5分、JR蘇我駅から徒歩15分の所にある「お食事処しげのぶ」は、住宅街にあります。存在感を放っているので、角を曲がればすぐに見つかるでしょう。

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茶色を基調にしたお店は雰囲気が良さそう。

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ありがたいことに、入り口まではスロープが付いています。車椅子やベビーカーで来店する方にとってはありがたいバリアフリーです。

さらにバリアフリーはお店の中まで続きます。こちらの写真をご覧ください。

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え?何が?という感じかもしれませんよね。

実は、テーブルの高さが通常よりも高くなっているのです。これは、車椅子のままでも食事できるようにするため。わざわざ車椅子から降りなくても、すっとそのままテーブルに向かうことができます。個室のテーブルも、カウンターと同様バリアフリーの高さでした。

店主さんは言います。
「麦とろを食べにいらっしゃる方には、おじいちゃんやおばあちゃんもいらっしゃいます。例えば、お孫さん、息子さん、おじいちゃんの三世代のお客さんを想定したら、バリアフリーのほうが良いと思いまして」

お座敷が良い方は、こちらの席をご利用ください。

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自宅のようにくつろげそうです。家族でワイワイここで食事をする姿が目に浮かびますね。

「子どもが好きなので、子どものキャッキャしている声を聞くとうれしいんです」

そう、店主さんは年配の方のみならず、お子さんの来店も歓迎しています。

そんな思いもあり、お客さんは子どもから年配の方、若いカップル、子育てを終えた夫婦など、年代問わずさまざまなお客さんが来店しています。

こちらの記事を読んでいる皆さんも、ぜひ安心してお店に足を運んでみてください!

1番人気「あじフライ麦とろ膳」

「お食事処しげのぶ」では、御膳が人気。

中でも、「あじフライ麦とろ膳」(税込1,640円)を注文する人が一番多いです。

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あじフライと麦とろ。主役級の2品がどどーんと盛られた御膳はこちら!

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なんとも豪華!! 
煮物や薬味の入った器の下には麦ごはんが隠れています。

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佐倉市の大和芋を使用したとろろをたっぷりかけて召し上がれ!

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粘り気が強いのが特徴。

大和芋は、山芋よりもコシと甘みが強く、すりおろすと濃厚で粘り気のあるとろろになるのです。ごはんにしっかり絡みつくので、おかずに負けず劣らず存在感を発揮しています。

とろろはすでに味付けされているので、このままでも十分おいしいですよ!

ですが、ネギやわさびなどの薬味を加えて途中で味を変えてみてもいいでしょう。これぞ、本格的な食べ方ですよね。

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煮物のクオリティーも侮れません。里芋、高野豆腐、人参、さやえんどう、がんもどきはしっかりと出汁の味がきいています。上にかかったそぼろあんが、全体をまとめています。

では、主役級のあじフライを食べてみましょう。

身がふわっふわのふ〜わっふわ!! そして衣がとってもサックサク。

身と衣の食感の違いを交互に楽しめて病みつきになります。

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意外にも、とろろと良く合うのです。

サラサラと食べられるとろろとカラッと揚がったあじフライ。いわゆる、爽やか系のとろろと、ガツンと系のあじフライ。全く違う食感の料理だからこそ、お互いを新鮮な気持ちで食べられました。

とろろは牛タンと合わせて食べたりもしますが、あじフライも大いにアリですね。

そして何がうれしいって、あじフライが贅沢に3枚もあること!!
(アジが小さい時は4枚乗っていることもあるようです)

「それぞれ違う味で食べられるように、お醤油や中濃ソース、ウスターソースを用意しています」と店主さん。

あじフライのお皿に添えられているカラシやマヨネーズを付けてみるのもオススメです。

いろんな食べ方を楽しんでみてくださいね!

〜お食事処しげのぶのあじフライがおいしい理由〜

「なぜここのあじフライはおいしいの?」とお客さんによく言われるそうです。

店主さんに、おいしさの秘密を聞いてみました!

てっきり新鮮なアジを使用していると思いきや、そうではないのです。店主さん曰く、新鮮なアジを揚げ物にすると苦みや臭みまでも出てしまうのだとか。ここでは新鮮なアジに塩を塗り込み、2日間ふきんで絞り、生臭さを取り除いています。しっかり熟成させてからフライにすることで、より美味しいあじフライが出来上がるのです。

こだわりの日本酒も

店名にあるように、ここはお食事処。ですが、居酒屋としての顔も持ち合わせています。新型コロナウイルスの影響で、お酒を提供できない期間もしばしばありますが、時期をみてお酒も飲みにいらしてください!

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お食事処しげのぶでは、日本酒に力を入れています。

「ガバガバ飲むよりも、ちょっとずつ飲んでいただきたいです」と店主さん。

数種類楽しめるように、常時7〜8種類そろえています。

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そら豆(税込480円)、新じゃがいも揚げ(税込390円)など、お酒に合うおつまみも用意があります。もちろん、サイドメニューとして注文するのも良いでしょう。(先ほど紹介したあじフライもお酒と合いそうですよね!)

※取材時(2021年6月初旬)はお酒を提供しておりません。詳しくはお店へご確認をお願いいたします。

御膳メニューもテイクアウトできます!

なんと、御膳メニューがテイクアウトできます! おうちでも本格的なごはんが楽しめてうれしいですよね。

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私が今回いただいた御膳をお弁当にした「あじフライととろろ弁当」(税込1,630円)や、シンプルな「麦ご飯ととろろ弁当」(税込970円)、ボリュームのある「エビフライととろろ弁当」など、全5種類の麦とろ弁当がテイクアウト可能です!

実際に私もテイクアウトしましたが、漏れださないか心配だった麦とろは、しっかり容器に密閉されていたので全くもれていませんでした。(徒歩30分、電車で20分の帰路でしたが、何も心配することはありませんでしたので、皆さんもご安心を!)

お弁当以外にも、単品メニューのお持ち帰りが可能です。

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人気メニューのあじフライ(税込750円)もテイクアウトできるのは魅力的。おうちでの食事がいつもより豪華になること間違いないですね!

ライターあとがき

2021年で3年目に突入した「お食事処しげのぶ」。

オープンして1、2年は消費税が上がったり、コロナ禍に突入したりと、「この2年は大変だった」と店主さんは口にします。

そんな中で、今日もお客さんがお店に来店し、笑顔で帰っていきます。

どんな状況でも、お客さん一人一人においしい料理を届けるお食事処しげのぶ。

きっとこの先も、多くの人が満足できる食体験を届けていくのでしょう。

お食事処しげのぶ

営業時間/ランチ11:30~14:00(L.O. 14:00)、ディナー17:00~20:00(L.O. 19:30 )
※通常22:00閉店。蔓延防止等重点措置により20時閉店となります

定休日/月曜(月曜祝日の場合は火曜休)

電話番号/ 043-497-5136

住所/千葉県千葉市中央区千葉寺町973-2

アクセス/
京成千原線「千葉寺駅」出口から徒歩約5分、JR「蘇我駅」東口から徒歩約15分