「チャーハンを新たな市原の名物に」。

市内の飲食店が集まり、それぞれの売りを生かして提供するB級グルメ、「いちはらチャーハン」の取り組みが、楽しくおいしい話題となっています。

※最新情報は公式HPよりご確認ください

36のいちはらB級グルメ参加店舗と自慢のチャーハン
各店自慢のチャーハンが勢ぞろい

公開 2021/08/12(最終更新 2022/03/09)

編集部 みんみん

編集部 みんみん

編集部所属 編集/ライター、千葉市在住。 コーヒーとハイボールとスポーツ観戦が好きです。 苦手なものは強風。

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味わいも楽しみ方もいろいろ

地元の食材と各飲食店の特徴が魅力の「いちはらチャーハン」が、現在市内36店舗で提供中です。

いつもは名物のハンバーグに使う熱々のスキレットに盛られた、ジュウジュウと音も楽しいおこげ付きエビチャーハン。

ローストビーフの名店が手掛ける、市原産の豚肉を使ったローストポークチャーハン。

洋食店やそば店、焼き鳥店など、通常メニューにチャーハンを持たない店が作る、個性豊かな一皿も面白いです。

はたまた見た目にもインパクトありの、カフェバー提供イカスミチャーハンなど、味の想像がつかないお楽しみもたくさん。

ローストビーフの名店が手掛ける、市原産の豚肉を使ったフェリシアのローストポークチャーハン
ローストポークチャーハン
見た目にインパクトありの、カフェバー提供イカスミチャーハン
イカスミチャーハン

賛同し、携わる人全てにメリットを

この取り組みを5月に始めたのは、「いちはらB級グルメ実行委員会」。

異業種交流会での思い付きから、実行委員会が結成されました。

どの飲食店も参加しやすいメニューを思案する中、お米はみんなになじみがあり、チャーハンはどの世代にも好まれる、フライパン一つでできるメニューという魅力が決定打に。

加えて、市原米をはじめとした地元の食材をできるだけ使うことを条件にしました。

異業種交流会での思い付きから結成された、いちはらB級グルメ実行委員会のみなさん
実行委員のみなさん

「地産地消を第一に。チラシやのぼりも市内の業者に頼むことで、携わる人全てにメリットがあるように」。

参加店を募る中、「売上対策をしたくても、やり方が分からなかったから」と賛同した店が予想以上に多かったといいます。

コロナ禍で孤立しがちな飲食店を見事に巻き込み、取り組みの気運を高めるためメンバーは日々奔走中です。

始めるのはたやすい 続けることを課題に

今後は「いちはらチャーハン」の名称を定着させ、長く続けることが大きな課題。

7月22日からはスタンプラリーも開始。

異なる店でいちはらチャーハンを食べるたびにスタンプが1個押され、6個ためると500円の食事券となります。

行ったことがない店に、足を運んでもらう狙いも。

「一日いちチャー」を合言葉に、スタンプの数だけ市内に元気の花が咲くことが期待されます。

地元の食材と各飲食店の特徴が魅力の「いちはらチャーハン」を提供している、市原市内36店舗の黄色いのぼり
店頭の黄色いのぼりが目印

いちはらB級グルメ実行委員会
公式HP/https://ichihara-bgourmet.com/
電話番号/ 080-1360-1175 上田
後援/市原市 市原市商工会議所