※新型コロナウイルスの感染拡大防止を受け、主催者様よりさわやかちば県民プラザで、11月3日(水・祝)へ【延期】との連絡がありました。10月27日締め切り、先着順です。

なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

さわやかちば県民プラザが主催する「ちば子ども大学」の特別講演が、9月23日(木・祝)、千葉県野田市にある興風会館で行われます

公開 2021/08/17(最終更新 2021/09/20)

ちいき新聞ライター

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

記事一覧へ

鉄腕アトム好きと車椅子生活が原点に

講師は千葉工業大学未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長。

東京スカイツリー「東京ソラマチ」内に同大学のロボット体験ゾーンをプロデュースした他、同センターで培った災害救助用ロボットの技術を応用して福島第一原発建屋内を走行できるロボットを開発し、冷温停止に大きな役割を果たした人物です。

講師は千葉工業大 学未来ロボット技術研 究センターの古田貴 之所長
講師の古田貴之さん 
自身が開発したロボットと

子どもの頃から鉄腕アトムが大好きで、「いつか巨大なロボットを作りたい」と夢見ていた古田さんは、中学生の時に突然難病に襲われ、余命8年の宣告を受けました。

その後奇跡的に回復しましたが、不自由な車椅子生活と死を間近に感じた経験から、「人に役立つロボットを作りたい。いつかではなく、いますぐに」との思いが募り、関連するプログラミングなどを独学で勉強。

講演会では、自身の体験を基に好奇心の大切さや夢中になることの素晴らしさ、困難をどう乗り越えたかなど話す予定です。

主催のさわやかちば県民プラザの担当者は「難しいことでも、少しの努力で道が開けることもあります。子どもたちが前向きに取り組むきっかけになれば」と話します。

科学や歴史、芸術をプロから学んで体験

この講演会は同プラザが小学4年生から中学3年生を対象に、千葉県内各地で開催する「ちば子ども大学」の特別講演として行われます。

同大学は「ホンモノから学ぶ、ホンモノ体験」をコンセプトに、研究機関や大学、企業などと連携した20講座を用意し、好きな講座を選んで受講できます。

受講ごとにもらえる単位シールを「ちば学びの手帳(初回参加時に配布)」に貼って応募すると、枚数に応じて博士号までの認定証が届くので、まずは5枚の「ちば子ども学士賞」を目指してみては。(取材・執筆/琉)

ちば子ども大学
ちば学びの手帳(初回参加時に配布)
特別講演「僕とロボット」
日時/9月23日(木・祝) 午後1時~午後2時30分
【延期日程】11月3日(水・祝)
場所/興風会館 さわやかちば県民プラザ ホール
住所/千葉県野田市野田250
定員/200人(小学4年生~中学3年生)
料金/無料
8月29日(日)10月27日締め切り、先着順
問い合わせ/04-7140-8615
さわやかちば県民プラザ事業振興課