新しい血統から継続的な繁殖をさせたいと、千葉市動物公園が絶滅危惧種のチーター7 頭をチェコ、フランス、ノルウェーから無償提供されたのは2020年5月のこと。
今年6月にかわいい赤ちゃんが誕生しました。
公開 2021/10/06(最終更新 2022/03/08)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へ待望の赤ちゃん 通称「チビーター」
6月8日、千葉市動物公園のチーター「ズラヤ」が2頭のオスと4頭のメスを出産。
チーターは通常、1度の出産で2、3頭の子どもを産むといわれ、6頭もの子どもが生まれるのは滅多にない事。
その上、死産や無事に育たない場合もあり、6頭みんなが無事に育つのは珍しいといいます。
子どもたちは、飼育スタッフから愛情込めて「チビーター(ちびのチーター)」と呼ばれています。

6頭はそれぞれ、千葉(Chiba)市動物公園で生まれたと分かるように、オスは「カール」「チューマ」、メスは「カロリーナ」「クラリス」「チャーム」「クレア」と頭文字が「C」の名前が付けられました。
順調にすくすく育ち成長期真っただ中!
母親のズラヤは初産なのに感心するほど献身的に子どもたちの世話をしており、最初500グラムほどだった体重も、全頭8月末で5キロになりました。
ママのお乳から、1カ月を過ぎて離乳期に入り、餌は肉をミンチにして与えられるようになりました。
現在は大人になるための準備中で、肉の量も増え、ぶつ切りの大きさも難なく食べてしまうほどに育っています。
カルシウム補強のため、骨付きの肉も与えているそうです。
チビーターたちは毎日、お母さんに甘えたり、お互いに追い掛けっこや取っ組み合いをしたりとかわいい姿を見せています。
無事に成長してきたチビーターたちは、9月27日(月)から一般公開がスタート。
毎週月曜日と木曜日(祝日を除く)の午後3時15分〜午後4時15分に行う予定です。
また、千葉市動物公園の公式ツイッターからも、かわいい姿を見ることができます。
※観覧の際はマスク着用やソーシャルディスタンスなど感染症対策に協力を
住所/千葉市若葉区源町280
開園時間/午前9時30分~午後4時30分
休園日/水曜(祝日の場合は翌日)
入園料/大人700円、中学生以下無料
問い合わせ/ 043-252-1111