1921年1月に千葉市が市制を施行して今年で100周年、いろいろなイベントや記念事業が計画され、デザインマンホール蓋の敷設もその一つです。
公開 2022/01/06(最終更新 2022/03/08)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
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5種類の個性豊かなデザインに注目!
以前から市の鳥「コアジサシ」、花「オオガハス」、木「ケヤキ」のデザインの蓋は設置されていたが、100周年記念に話題となる蓋を付けようと発案されたもの。
当初は1月下旬から順次設置予定だったが緊急事態宣言が発出され、敷設は一時中止に。
7月に全ての種類の敷設が完了しました。
デザインは、「初音ミクのデザイン」「ちはなちゃんのデザイン」(2種)、「かそりーぬのデザイン」「かわうそ一家のデザイン」の5種類。
いずれのデザインも目につきやすいカラフルなもので、市内に1枚ずつ設置されています。
初音ミクデザインはマンホールカードも
市ではマンホールカードも発行しており、「初音ミクデザインマンホールカード」は、千葉市幕張観光情報センター(JR海浜幕張駅構内)で無料配布をしています。
市の担当者は、「昔は生活排水がそのまま海に流れ、汚染につながっていました。デザイン蓋をきっかけに、縁の下の力持ちである下水道に関心を持ち、水質の改善や水の重要性に気付いてもらえたら」と願いを込めました。
千葉市制100周年記念「マンホール蓋」
初音ミクデザイン
以前から千葉市の市章と初音ミクがよく似ていると話題になり、平成29年に千葉市が初音ミクとコラボしたことなどから採用されました。
背景はオオガハスのイメージのピンク色で、周りはピアノの鍵盤をあしらっています。
設置場所/幕張メッセ幕張イベントホール前の歩道
ちはなちゃんデザイン蓋(1)
オオガハスをイメージした市のキャラクター「ちはなちゃん」と検見川の発掘記念碑を描いたデザイン。
設置場所/JR新検見川駅南口の階段を下りてすぐ
ちはなちゃんデザイン蓋(2)
「ちはなちゃん」と千葉公園内(千葉市中央区弁天3-1-1)にある蓮華亭を描いたデザイン。
設置場所/千葉公園内の蓮華亭付近
かそりーぬデザイン蓋
平成26年に千葉市が世界に誇る加曽利貝塚のPR大使に任命されたキャラクター。
縄文時代中期の土器を頭にかぶり、「イボキサゴ」という貝の首飾りを着けたキュートな姿がマンホールに。
設置場所/モノレール桜木駅南側(1番出入り口付近)の歩道
かわうそ一家のデザイン
下水道の普及でよりきれいな川や海が復活することを願い、平成7年に市の下水道イメージキャラクターとなったかわうそ一家。
千葉みなとの町を背景に笑顔の一家がデザインされています。
設置場所/千葉みなと駅西口(海側)出入り口付近の歩道
千葉市下水道計画課
電話/ 043-245-5419