馬橋駅と流山駅まで5.7キロを結ぶ流鉄流山線で、6駅全てにスタンプが設置されています。

一日フリー乗車券もあるので電車に乗りながら集めてみては。

公開 2022/01/19(最終更新 2022/01/19)

ちいき新聞ライター

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馬橋と幸谷駅のスタンプが新デザインに

流鉄によると、スタンプが設置されたのはかなり前のこと。

現在、流山・幸谷・馬橋駅の3駅は改札の外に設置されていますが、それまではずっと窓口の中にしまわれており、知る人ぞ知る存在だったといいます。

経緯や誰がデザインしたのかなどは不明ですが、それぞれ駅名とキャッチコピー、駅ゆかりのデザインが施されており、新選組隊長の近藤勇陣屋跡の最寄り駅である流山駅のスタンプには、近藤勇のイラストを配置。

流山キッコーマン工場に近い平和台駅は、「醸造の街」の文字や万上みりんの絵が描かれています。

また、鰭ヶ崎駅は、かつて東洋女子短期大学があり、学生でにぎわっていた頃を思わせる「ヤングのまち」の文字と東福寺の目つぶしの鴨を、小金城址駅は、アジサイの名所・本土寺のデザインです。

トラのヘッドマーク付きの列車も走行中

そして、馬橋駅と幸谷駅のスタンプは今年、新しいデザインにリニューアルされました。

新スタンプは、流山在住のイラストレーターはしもとあやさんがデザイン。

「沿線の名所ではなく、流鉄の車両にスポットを当てました。馬橋駅は今年デビューした流星号を、幸谷駅には馬橋駅〜幸谷駅間の桜並木を走るさくら号を描きました」とはしもとさん。

流鉄流山線 駅スタンプ
レトロな旅へと誘う馬橋駅のスタンプ
流鉄流山線 駅スタンプ
さくらの花びらが舞う幸谷駅のスタンプ

流星号は、つり革の持ち手や愛称板にかわいい猫のイラストが描かれており、スタンプの外枠にも猫の絵を散りばめました。

スタンプは持参した用紙に無料で押すことができますが、はしもとさんがスタッフを務めるコミュニティスペース兼観光案内所「machimin1」では、スタンプ帳にもなる「流鉄探検ノート」も販売しています。

流鉄流山線 駅スタンプ
「流鉄探検ノート」は流山駅隣の「machimin1」で販売(495円)

流鉄流山線では1月15日ごろまで、はしもとさんがデザインした新春を祝うトラのヘッドマーク付きの車両も走行中です。(取材・執筆/琉)

流鉄株式会社

電話/ 04-7158-0117