「自分たちの住む街をもっと知ってもらいたい」「地域の魅力を発信していきたい」。そんな思いで「南流山イラストマップ」は作られました。

公開 2022/03/03(最終更新 2022/02/28)

全国から話題を集める流山
「母になるなら、流山市。」とのキャッチコピーを行政が掲げ、「人口増加率は連続日本一」などとマスコミで取り上げられ、このところ流山は全国的な話題を集めています。
流山おおたかの森駅周辺は開発が進められ、新しい街が生まれています。
その流山に住み、あるいは仕事に来ていて、「自分たちの街・南流山の魅力を知ってもらいたい」と思っていた若者たちの手で、昨年暮れ「イラストマップ」が発行されました。
企画・製作の中心になったのは流山商工会議所商業部会と南流山支部のメンバーたち。
「流山市は人口が20万人を超えました。新しい住宅も増えて、街の装いも少しずつ変わってきました。この機会に改めて南流山の住みやすさ、素晴らしさをもっともっと知ってほしいと思いました」と話すのは、商業部会の南流山イラストマップ事業リーダー・中田健士さん。

自らも所属する商工会議所青年部のメンバーたちの協力も得て、地域の商店や企業、事業所などに協賛依頼のために足を運び、新しい情報や古くから伝わる、後世に残しておきたい情報などを精力的に集めました。
地元人間の目線で描く楽しいイラスト
イラストを担当したのは市内在住で、町おこしの活動などに積極的に関わっている、イラストレーターのはしもとあやさん。
協賛してくれた商店や企業、事業所など50軒をすべて地図上に入れました。
さらに、はしもとさん自身が知っている情報や、南流山支部のメンバーが新たに歩いて集めた新しい情報を書き込みました。
ユニークなのは、紹介している商店などは外観だけでなく、その店の特色を表す楽しいイラストが添えられていること。
例えばすし屋であれば店の外観と握りずしの絵。
「50軒分のイラストを合計20カ所もある公園には「ながーいすべり台が楽しい」「立派な藤棚の下のベンチでほっと一息」などと楽しいコメント付き。
子育て真っ最中のママさんイラストレーターならではの目線で描かれています。

1万5千部発行された現在、協賛商店や南流山センター、生涯学習センター、流鉄流山線の鰭ヶ崎駅などで手に入ります。
表紙に「2021年度版」と入れたのは、これを基に地域の人からたくさんの情報を寄せてもらい、第2弾、第3弾……と発行していきたいとの関係者の意気込みを込めたといいます。(取材・執筆/ひのき)
※問い合わせ
電話/ 04-7158-6111
流山商工会議所
電話/ 04-7186-6345
南流山イラストマップ 事業リーダー 株式会社MARS 中田