「千葉県民のためのエール」は、西船橋の小松菜と八千代のパクチーを用いたクラフトビール。
今年2月から、飲食店や家庭でも楽しめるよう一般発売されています。

公開 2022/03/14(最終更新 2022/03/14)

シュンシュン
1983年生まれ。文章を書くこと、絵を描くことが好き。人生の半分以上を千葉県船橋市で過ごす。ライターデビューも「ちいき新聞」。「何かとご縁があるこの土地をもっとよく知りたい!」という思いで活動中。Instagram/@shun_shun_2017
記事一覧へ飲食店や生産者にエール(応援)を!
2月8日、船橋市役所の応接室で「千葉県民のためのエール」一般発売開始の報告会が行われました。
発売に携わった千葉県内の生産者、事業者、団体など関係者が集まり、松戸徹市長に報告。
松戸市長は「コロナ禍によって飲食店、生産者がダメージを負っている。地域活性化のためにこのような取り組みを期待していた」と話しました。
また「同じようにダメージを受けている一般家庭でも楽しく飲んでもらいたい」とも。
「エール」には「応援」の意味も込められています。

「千葉県民のためのエール」は、一般的な喉ごしのあるラガービールではなく、フルーティーな風味が特徴のエールビール。
原材料として小松菜、パクチーの葉に加え、オレンジの皮が使われています。
スパイスとして、パクチーと同じ植物から採れる種子「コリアンダーシード」も使用。
スパイシーかつ爽やかなエールビールに仕上がりました。
「船橋人物図鑑」から組み合わせを発想
小松菜とパクチー。
元々は、千葉県内の特産品として年間を通じて収穫できるという利点や、新しいビールを作るに当たり「『麦芽』と『野菜』を組み合わせるとどうなる?」という実験的な意味合いから着想を得た組み合せです。
県ビールのプロジェクトを立ち上げた一般社団法人地域力研究所の岡さんは「せっかくなら『船橋人物図鑑』の仲間内で作りたい」という地元の仲間の声に同意。
『船橋人物図鑑』とは、「船橋の力になれる人物」として推薦されたメンバーだけが掲載される特別な冊子です。

コロナ禍だからこそ、本当に船橋の力になれる人が必要だった」という岡さん。

西船橋ひらの農園の小松菜と、八千代パクチーシスターズのパクチーを原材料に採用しました。
千葉県が誇る食材を、地域の信頼できる仲間内で発掘し、疲弊した食文化を回復させたい狙いです。
今回の発売は「千葉県民ビール」企画の第1弾。
今後の展開にも注目です。
電話番号/ 047-767-6335
メール/info@rebuildlabo.net
(一社)地域力研究所・岡